過去ログ - 〜 イグノラント・ワールド 〜 「無知の世界」     
1- 20
395:>>394続き ◆nZhKGkSNSA[saga sage]
2014/08/12(火) 22:37:32.39 ID:1JNPaZOI0
リン「おいおいおい。ユキナって本当に人なのか?」

ユキナは地に身体をぶつける直前、意図的に砂埃を起こして凶剣を使い何とか無事に立って見せたのだ。
キラの一撃により多少息は荒くなっていたモノの、ソレも数瞬で収まりを見せていた。
リンは信じられないモノを見た様な顔を浮かべてその光景を凝視する。

ユキナ「損傷度、中。システム設定アップロード……損傷、回復させます」

ユキナは砂埃の中でそう呟いて何かを触るように空を叩いた。
それを行ってから傷が修復するのに要した時間は僅か三秒にも及んでいない。すさまじい早業を見せつけられたリンは、キラに知らせようと唇を開く。
だが、状況を確認するためもう一度ユキナの居た場所に目をやると、既にそこにユキナの姿は見られなかった。

リン「嘘……。あの一瞬で居なくなった?」

リン「……正真証明の化け物じゃん、ユキナ」

砂埃の中に一つだけ、まるでそこを何かが超速度で抜けていった様に残る空気の狭間。
冷や汗を流しながら視線を外してキラの方を見る。
キラは異常にいち早く気付いていたのだろう。既に警戒体制を取り、ユキナを待ちかまえていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
416Res/191.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice