127: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:07:20.35 ID:eOBjYyh2o
 自衛軍が守備をしている地点から離れた場所に光の柱が出現 
 程なく甲板に開いた大穴から何かが飛び出してくる 
  
 みほ「レーザー?……これは……!」 
  
128: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:08:22.00 ID:eOBjYyh2o
 エルヴィン「我々も追うぞ!」 
  
 優花里「はい!」 
  
 沙織「私たちも!」 
129: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:08:56.53 ID:eOBjYyh2o
 あんこうチームの士魂号Lは市街地を抜け甲板の端まで到達、遮蔽物の無くなった今が最大の、そして最後のチャンスであった 
 しかし 
  
 みほ「朝日が……!」 
  
130: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:11:08.23 ID:eOBjYyh2o
      絶望と悲しみの海から、それは生まれ出る 
      地に希望を、天に夢を取り戻すために生まれ出る 
  
 それは、今なお戦い続ける仲間たちの声 
 エリカたち黒森峰や5121の隊員たち、大洗の仲間たちの声 
131: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:16:21.99 ID:eOBjYyh2o
      でも私は笑わない 私は信じられる 
      あなたの横顔を見ているから 
  
 ブータ「わしはな、その歌が好きだよ。その歌を頭から信じて歌うひとが好きだ。その歌を好ましく思うわしが好きだ」 
  
132: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:17:37.93 ID:eOBjYyh2o
      今なら私は信じられる あなたの作る未来が見える 
      あなたの差し出す手を取って 
  
 ブータ「…不思議そうな顔をするな、軍神の名を告ぐ者よ。あしきゆめと戦う者。人類の守護者。我と我らは戦友を歓迎する。絢爛舞踏よ」 
  
133: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:18:59.59 ID:eOBjYyh2o
      はるかなる未来への階段を駆け上がろう 
      私は今 一人じゃない 
  
 ブータ「聞こえるか、戦友たちの声が。人々と、神々と、そして散って行った者たちが、今そなたと共にある」 
  
134: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:20:07.94 ID:eOBjYyh2o
 みほ「助けて……って、言ってた」 
  
 麻子「なら救わないとな」 
  
 みほ「うん!」 
135: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:23:46.01 ID:eOBjYyh2o
 みほは指示を出す 
 青い燐光が、ペンタの姿をはっきりと心に映し出す 
  
 みほ「華さん、前方、ペンタを照準!」 
  
136: ◆sHQ8Cu7iCY[saga]
2013/12/21(土) 01:24:38.76 ID:eOBjYyh2o
 ののみ「あんこうチーム、ペンタ撃破!」 
  
 桃「やった……のか?」 
  
 柚子「そうだよ桃ちゃん!」 
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