過去ログ - これは、幻想に打ちのめされた男の話
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255: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:13:45.24 ID:fI2wOcj60
(なんだかこっちに来てから気分が優れない。マシにはなったが頭が痛く、眩暈がする。
倒れたのもそういうことなんだろうか。原因はわからないけど)
256: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:15:23.63 ID:fI2wOcj60
ジャバ
257: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:16:15.50 ID:fI2wOcj60
「……朝、染めたばかりだったような。落ちるにしては早すぎるというか……」
次に朔は、いつからこんなに白髪染めが落ちたのかを考えた。
258: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:22:34.48 ID:fI2wOcj60
***
259: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:27:29.12 ID:fI2wOcj60
決着は一瞬であった。縮地の後の、手足の長さを活かした殺人的な踏み込み、
そこから生まれる破壊力抜群の掌底が腹部に直撃したのだ。
260: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:28:23.07 ID:fI2wOcj60
倒れた邪仙の傍を通り過ぎ、立ち去ろうとする。
「あ、そう言えば」
261: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:29:05.21 ID:fI2wOcj60
起き上がろうとするが、膝が笑う。
262: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:33:46.76 ID:fI2wOcj60
***
263: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:36:18.00 ID:fI2wOcj60
初めて行った時のことだ。幻想郷暮らしが随分長くなり、それまで行っていなかった
博麗神社に行くことを勧められたのだ。
264: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:37:44.62 ID:fI2wOcj60
少し引いた。人間側の守護者が、こんなに妖怪共に人気だとは。
妖怪に襲われる妖怪と、それを退治する筈の巫女である。結局のところ、
幻想郷の一般町人の安全は、彼女らの気分次第なのだという事実に……、
まあ薄々気がついていたのだが、なんとも言えない気分になった。
265: ◆3vJ/24qVzU[saga]
2014/03/18(火) 19:38:28.25 ID:fI2wOcj60
あの神社が「妖怪神社」と呼ばれていた事を勧めた張本人から後で聞き、
言い争いになったのはよく覚えている。
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