492:1[saga]
2014/04/22(火) 23:25:30.77 ID:DxojU6DJ0
「貴女って……とっても珍しい形のソウルジェムしてるよねぇ」
「……」
493:1[saga]
2014/04/22(火) 23:26:03.06 ID:DxojU6DJ0
キリカとユウリは、あやせの姿を追いかけたのだが、案の定見失っていた。
「何処に行ったんだよ……」
494:1[saga]
2014/04/22(火) 23:27:05.89 ID:DxojU6DJ0
「……!?」
地面に仰向けに倒れるあやせ。体中が傷つき、白いドレスは血の赤い模様を作り上げている有り様。
黒い衣装を身に付けた魔法少女は、動く事が出来ないほど叩きのめされたあやせを見下ろしている。
495:1[saga]
2014/04/22(火) 23:27:39.78 ID:DxojU6DJ0
二人とも、手荷物を投げ捨て、その手にソウルジェムを召喚。
「……どの道、こいつからは逃げられないな」
496:1[saga]
2014/04/22(火) 23:28:14.52 ID:DxojU6DJ0
ヒュアデスの隠れ家に、キリカ、ユウリ、あやせの三人は運び込まれた。
三人ともちょっとした回復魔法ではどうにもならない程、怪我の具合は酷く意識は無い。おまけにソウルジェムは、半分以上どす黒く濁っている。
「……帰りが遅いとは思ったが、まさかこんな羽目になっているとはね」
497:1[saga]
2014/04/22(火) 23:29:24.37 ID:DxojU6DJ0
そして、何も言葉を出さず、ドアに向かい足を踏み出した。
「……何処に行くつもりだ」
498:1[saga]
2014/04/22(火) 23:30:13.03 ID:DxojU6DJ0
「ならば、どうしろと言うのですか……」
「……こういう異常事態なれば、確実にあの女の影が見える。
暁美ほむらのな……」
499:1[saga]
2014/04/22(火) 23:31:07.26 ID:DxojU6DJ0
「……貴女達を襲撃したのは一体、誰なんですか!?」
織莉子は、開口一番に聞きただす。
500:1[saga]
2014/04/22(火) 23:32:09.34 ID:DxojU6DJ0
同日、東京。
この国で最も人口の密集した都市。故に、人の呪いの象徴、魔獣の出現率は高い。
ほむら達は、見滝原から離れた後、順番に東京まで流れてきた。
501:1[saga]
2014/04/22(火) 23:32:43.18 ID:DxojU6DJ0
「……ほむらさん?」
あすみは、ほむらを見るが、その当人は魔獣以外を全く見ていない。
502:1[saga]
2014/04/22(火) 23:33:19.73 ID:DxojU6DJ0
皆、ほむらの周囲に駆け寄るが、明らかに様子がおかしい事は感じていた。
「……何やねん、このグリーフシード?」
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