過去ログ - やはり雪ノ下雪乃にはかなわない
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34:黒猫
2013/12/19(木) 10:00:44.70 ID:+XzxjG8T0
八幡「もしよかったら、家にあるのも含めて、貰ってくれないか? 

   ほら、人形も大切にしてくれる人にわたったほうがいいだろ。」

雪乃「そうね、比企谷君がもっていても、ほこりが被るだけだもの。」

八幡「なに上から目線?」

雪乃「比企谷君。私にパンさんを下さい。」

丁寧なものいいなんだけど、魂を削られるのはなんでだろ。

雪ノ下陽乃といい、雪ノ下姉妹は精神攻撃魔法でも使えるのかもしれない。

八幡「ああいいよ。明日持ってこようか? それとも今日の帰りに・・・。」

雪乃「さあ、今日の部活は終りにしましょう。

   由比ヶ浜さんもこないし、それに、依頼もなさそうだし。」

八幡「そうだな、行きますか。」

雪乃「鍵を返してから行くから、自転車を持って校門の前で待っててちょうだい。」

雪ノ下は、こちらの返事を待たずに帰る準備を始めていた。




<校門近く>

自転車をとって、校門まで行くと雪ノ下は既に待っていた。

ちらっと俺を確認すると、そのまま歩きだしてしまう。

ですよねー。

さすがに雪ノ下と二人で下校する姿をみんなに見せるわけにはいくまい。

ましてや、今は部活動の時間帯で、生徒も多い。

もし一緒に帰っているところを見られたら、明日何か噂になるかもしれない。

今まで日陰でひっそりしていたが、ついに高校デビューしちゃう? 

と、妄想に浸っていると、雪ノ下は校門を出てすぐそばで待っていた。

雪乃「なにをくずくず歩いているのかしら。ちゃんと道案内してほしいのだけど。」

八幡「いやぁ、人も多いし、一緒に帰ってるのを見られると、お前が困っちゃうだろ?」

雪乃「何を言ってるのかしら。しっかり道案内してくれないと、

   あなたの家に行けないじゃない。

   それに、他人にどう思われようが、私には関係ないわ。」

ららぽでは、知り合いがいなければ問題ないと言っていたが、

これは大きな進歩だと言えるのではないだろうか。

自然と足取りも軽くなった気がした。


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