5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/19(木) 00:25:47.56 ID:9mtCTMIXo
「急にどうしたんだ」
「いやあ、ちょっとね」
はぐらかされた。どうやら外で話すようなことではないらしい。ちょうど湯も沸いた所なので、茶の一杯でも出してやろう。部屋着のままなので俺まで寒くなってきてしまった。冬の刺すように鋭い寒さが身に沁みる。
「とりあえずあがれよ」
「助かるよ、外は寒くてさ」
今思うと、里志を家に招き入れたことなんてほとんどなかったことに気がついた。俺たちは付き合いは長いが、頻繁に互いの家を行き来するような関係ではなかった。俺も今さら里志の家にわざわざ行こうとも思わない。それに里志も実家を出ているはずだ。
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