過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
1- 20
948: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/04/07(月) 01:12:20.67 ID:7s224Otu0


くそ、まだまだポーカーフェイスまでは程遠いな。これくらいで動揺するとは。
……まぁでも、取り繕ってるのは俺だけじゃないみたいだがな。



八幡「……やっぱ、緊張するか?」

美嘉「あー……やっぱ、分かっちゃう?」



タハハと笑う美嘉。
その顔は笑っているが、どこか、不安げでもある。



美嘉「正直ね、こうして気を紛らわせてないと不安でしょうがないんだ。……今にも、足が震えてきそう」



目線は足下。自然と、言葉はぽつりぽつりと落ちるように出てくる。

凛だけではない。
二つ歳が上とは言え、美嘉も年端も行かない少女にかわりはない。



美嘉「ぶっちゃけ、凛があんなに参っちゃってるから、その分アタシは冷静でいられるってのもあるんだよね」

八幡「まぁ確かに他に取り乱してる奴がいると、自分は逆に落ち着いてくるって言うもんな」

美嘉「そーそー。読モで少し有名になったからって、結局はこんなモンだよ。まだまだ全然、あまちゃんだ……」



確かに彼女は、他のアイドルに比べれば少しばかり場数を踏んでいる。
けどそれでも、今まで生きてきた“時間”という経験だけは、どうしようもない。

美嘉も、凛も、俺も。

まだまだ子供って事か。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/353.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice