過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「その3だよ」
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965: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2014/04/07(月) 01:39:57.47 ID:7s224Otu0


俺がそう聞くと、凛は俯き、しばし考えたが、やがて首を横に振る。



凛「……分かんない。私には、明確にアイドルを目指す理由が無いから…」

八幡「なら、それを探せよ」



凛の隣に移動し、スタジオの向こうを見据える。
その向こうは、照明のせいかキラキラと輝いて見えた。



八幡「まぁ、少しばかり探すのには苦労するかもしれん。道なりも困難だ。その上終わりが見えないときてる。フルマラソン所じゃない。見つかるかも分からんし、めちゃくちゃつれーだろうな」



凛に、視線を移す。
その瞳は、俺をジッと見つめていた。



八幡「けど、走り切った時の感動はヤバイだろうな。きっと途中で応援してくれる奴らも増えてくし、競い合うライバルも現れるだろ。もちろん、背中を押してくれる仲間もいる。…………そんでもって」



俺は、多少の、というかかなりの恥ずかしさと共に言ってやる。



八幡「隣には、俺がいる」



こんな事を言うのは、一生で最後だと思いたい。



八幡「なんの力にもなれないかもしれないし、途中でリタイアするかもしれん。…………けど、あん時約束しちまったからな」




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