過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/12/22(日) 20:38:48.60 ID:HqZl913Bo
何度かの転移の後、二人は遂に少年の住む学生寮まで辿り着き
「……マジで行くの?」
片方は尻込みし
「ここまで来て、臆病風に吹かれるのは止めて下さいまし」
片方は尻に火を付け様とした
「いや、でもさ、いきなり押し掛けて、クリスマスプレゼントどうぞ、って、変に思われない?」
「あの殿方がそんな事を思うはず無いじゃありませんの
多少は驚かれるかもしれませんが、喜んでくれるに決まってますわ」
「それとも、お姉様は、あの方を信じられないと?」
「……いえ、信じてるわよ。アイツはそんな人間じゃないってのも分かってる」
「ええ、じゃあ、大船に乗ったつもりで行きましょう」
そう言うが速いか、少女は御坂美琴の手をガッチリと取り
「えっ? ちょっ、ま───」
消え去った
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