過去ログ - とある少女の聖誕捧呈 (クリスマス・プレゼント)
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81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/22(日) 20:14:35.27 ID:HqZl913Bo
その言葉を最後に、御坂美琴は瞼を閉じて、そして数分もしないうちに寝息をたて始める

「良い夢を」

その寝顔を少しの間見守っていた少女は、その言葉と共に、枕元から立ち上がり自身の机に向かう

……うん、まぁ、この配色なら、男性が巻いても問題は無いでしょう

机に置いてある鞄、その中身であるマフラーを一瞥し、少女は安堵する
常盤台の制服に合わせシックな配色にした事が、ここに来て予想外の僥倖となったらしい

それに、出来としても恥ずかしくない物にはなってくれたでしょうし

マフラーを手に取り、少女はちょっぴり悦に浸る
なんといっても、このマフラーは少女の努力の結晶、つまり手編みである
どうしたって、喜色の一つも出てしまうのだろう

とはいえ、少女は早々に気を落ち着けて、もう一方の机に目を呉れ、近付く
そこにあるのは小さな紙袋

少し躊躇するものの、意を決し、中身を覗く。中身は少女の予想通り、一組の手袋
それも少女のマフラー同様に、手編みの代物となっている


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