37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/28(土) 05:47:48.84 ID:YmJTGkrvo
「なに?」
シナノが怪訝そうにこちらを見上げた。
ぼくは首を振って続けた。
「セキセイインコを家で飼ってるんだ。いやぼくが買ったわけじゃないから飼われてるって表現が正しいけど」
呟くように続ける。
「あいつが死んだら、やっぱりぼくは悲しいな」
セミがふっ、と息を漏らした。
目をやると彼は「彼女はハムスターだった」と言った。
「ハムスター飼ってたんですか?」
「死んでも悲しくなかったんだとさ」
「それは酷い」
ぼくはかなり本気でムカっときた。それは、本当に酷い。
セミがまた笑った。
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