過去ログ - 垣根「はぁ、っはぁ…」一方「もォ、やめ…」
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6: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2013/12/23(月) 01:20:17.37 ID:UQweWCd20

ぼんやりと過ごしていても。
学園都市最強へ辿りついた自分を殴ろうと、あるいは殺そうと、襲撃者はやってくる。
どこにいても心が休まる瞬間なんてどこにもない。
それは、最強になってしまった自分の、どうしようもない宿命だと、そう思っていた。

『君が――― 一方通行、だね?』
『……あァ?』

聞き返す。
立っていたのは、黒服の男だった。

『無敵、という言葉に興味はないかね?』
『…何だそりゃ』
『今の君は学園都市最強、超能力者<レベル5>の序列第一位だ。
 しかし、今の生活は酷いものだろう。毎日のようにスキルアウトに襲われる』
『………』
『我々の生活は、今の君の現状を打ち砕くものだ。
 文字通りの無敵―――超能力者の上位、絶対能力者<レベル6>にたどり着くのが目的なのだよ』

興味が湧いた。
もしも無敵になれば、もう誰も傷つけなくていい。
自分と戦おうと考えることすら馬鹿馬鹿しいと他人全員が思う、そんな存在になれば。




もう誰も――――――

『イイね。なかなかおもしれェ事考えるじゃねェか』


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