過去ログ - インデックス「アルバイトをするんだよ!」上条「なん…だと…!?」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2013/12/24(火) 02:19:57.07 ID:x/dGuV3V0

「えっとね、学校のお手伝いでね!」

嬉しそうに話し始めたインデックスが言うには、十字教の教えを元に子供たちの教育を行う学園都市内の学校のお手伝い……、らしい。
土御門舞夏の実習先の一つで、宗教の知識が豊富な人材がいないかと探している学校があり、
それならば、曲がりなりにも十字教のシスターであるインデックスはどうだろうか、と土御門舞夏から話が持ちこまれたようだ。

「学校っていうと、神学校か?」
「そうそう。えーっとね、確か第十一学区にあるって言ってた」
「なるほどなー。第十一学区はミッション系が多いもんな」

学園都市は大きく第一学区から第二十三学区までの二十三の区分があり、上条とインデックスが暮らす学生寮は第七学区に位置している。

上条が話題に挙げた第十一学区は最も神学系の学校が多く集まっている地区である。
古今東西、あらゆる宗教・宗派に連なる学校が乱立しているそこは、多国籍な雰囲気を醸し出しており、
ちょっぷり不思議な街並みが楽しめるスポットとしても密かな観光人気がある街だったりする。

科学の街に神学系の学校、というと違和感を持つ人間もいるかもしれないが、
第十一学区の神学系学校は宗教を科学的にアプローチすることを目的としている為、一応、理に適った体はなしていた。

「『あと数日で記念行事が行われるから、準備をする人出は多いほうがいい』って、まいかが」
「記念行事って、クリスマスは随分と先だぞ? もしかして、大覇星祭関係の手伝いか?」

学園都市の二代イベントのひとつ、学校対抗大運動会である大覇星祭は今月の中旬に、全日程が一週間かけて行われる予定だ。
外部からの来客や報道が許される大規模な公式行事の為、関連するボランティアやアルバイトの人材募集がこの時期大々的に行われるのも、
学園都市内の隠れた夏から秋にかけての風物詩とも言えた。



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