22:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 09:58:17.19 ID:wlhPVQqso
「霧切に石丸、不二咲……あとは残姉か」
私は右手で指折り数えるのだが、折られたのは薬指までだった。
それほどに少ないのかと思うと、胸にはうら寂しさが募る。
私は私の右の手を凝視していた。
こうしてみると、折られることの無かった小指が、さながら意思を持ち、私の孤独を代理しているように感じられた。
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