過去ログ - 江ノ島「つまらないね」
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23:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 09:59:24.05 ID:wlhPVQqso
 そんなことを慮りつつ、私はドアを僅かに開ける。

 押し込まれるようにして、外気が部屋へ流入する。

 真冬の空に揉まれ冷え切ったそれは、決して厚着ではない私の体を震わせた。
以下略



24:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:01:47.89 ID:wlhPVQqso
 「えっと、おはよう江ノ島さん。ちょっといいかなぁ……?」

 「うん、別にいいよー。あ、メイクと着替えしてくるからちょっと待ってて」

 「……メイクしてなかったんだ、ごめんねぇ」
以下略



25:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:02:39.40 ID:wlhPVQqso
 仄暗い廊下を渡って、私は部屋へと戻った。

 私の視線は部屋を往復した後に、テーブルへとあった。

 卓上のマグカップの湯気は揺らめいて、あたかも烽火のように、その存在を再び私へと報せた。
以下略



26:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:04:07.30 ID:wlhPVQqso
 「よし、防寒対策も完璧な上にオシャレ! さっすが私様!」

 化粧を済ませて着替えることに、私はほとんど時間を必要としなかった。

 というのも、私生活では最低限の化粧しかしないのだ。
以下略



27:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:05:46.96 ID:wlhPVQqso
 私は再び玄関へと向かった。

 この時には、あくびを噛み殺すことも少なくっていた。

 靴を履き終えたところで私の動きは止まった。
以下略



28:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:07:35.42 ID:wlhPVQqso
 「いま江ノ島さんが準備してるんだぁ。もちろん、上手くいってるよ。うん、それじゃあねぇ」

 私の聞いたのはそれだけだった。

 息を殺して待ってみても、ドアの先は一貫して沈黙していた。
以下略



29:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:11:30.41 ID:wlhPVQqso
 「待たせたな不二咲ちゃーん」

 「ううん、全然待ってないよ。さすがは江ノ島さんだねぇ、早過ぎてびっくりしちゃったよ」

 不二咲はぎこちない微笑を私へと向けた。
以下略



30:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 10:20:54.25 ID:+/+kcXBYo

 不二咲に案内されるようにして、私は寄宿舎の最上階へと向った。

 不二咲は私を一つの部屋に通した。

以下略



31:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 11:01:13.65 ID:+/+kcXBYo
仕事のため中断します。
続きは夜になりそうです。

今日中に完結させたいとは思っているのですが……


32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/24(火) 11:15:48.24 ID:Qpka6RkXo



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/24(火) 12:48:02.71 ID:2snXK3Uz0
地の文は改行しなくてもいいんだよ
最初のであってた


34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/24(火) 13:56:10.34 ID:omZWAasxo
俺は今の方が見易くていいと思うよ


35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/24(火) 16:43:50.01 ID:A2At/qnCo
一行が長いと読み辛いから一行30文字前後かな
台詞の前後は一行空けることが多い気はする

人によって書き方違うから他の人の書き方見ながら調整するといいよ


36:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 21:53:09.10 ID:LZPTWG/ko
仕事終えて帰宅しました。
書き方の件ですが、取り敢えず改行ありで続けてみようと思います。


37:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/24(火) 23:42:36.90 ID:auy0Jo7eo
 彼女はしばらく、私の名を復唱していた。

 私には、それが過ちに対して向けられたもののように思えてならなかった。

 彼女が赦しを乞うているように見えたのだ。
以下略



38:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/25(水) 00:01:50.86 ID:nDZZ4sxgo
 ながい間、私と姉は沈黙していた。

 彼女は折に触れて言葉を口にしようとしたが、私がそれを制した。

 不二咲が再び私達の前に現れたのは、私が部屋へ通されてから二十分ほどしてからだった。
以下略



39:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/25(水) 00:03:38.20 ID:nDZZ4sxgo
 覚悟は決まっていた。

 私達を迎えたのは――

 「江ノ島さん、戦刃さん、誕生日おめでとう!」
以下略



40:1 ◆Fcc.dS0wHg[saga]
2013/12/25(水) 00:04:27.51 ID:nDZZ4sxgo
うーんギリギリ間に合わなかったですねえ……仕方ないのでだらだら書いていきます


41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[age]
2014/01/16(木) 09:30:38.22 ID:t8omu64S0
まだ?


42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/23(木) 00:21:07.29 ID:wN1rYxSh0
早く


43:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/01(土) 23:54:13.20 ID:6LcKYF1s0
クソ


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