過去ログ - シャルラッハロート「・・・お兄ちゃん?」
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1: ◆1aLDLrIdDo[sage]
2013/12/25(水) 03:02:11.78 ID:kVEVAXak0
アルカナハート3とギルティギアのクロスオーバーSSです。
メインはアルカナハート3のキャラクターである「シャルラッハロート」ですが
各々のキャラクターは出たり出なかったりしますので了承願います。

アルカナハート3wiki:
www29.atwiki.jp

SSWiki:
ss.vip2ch.com

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2: ◆1aLDLrIdDo[sage]
2013/12/25(水) 03:05:14.88 ID:kVEVAXak0
―――神奈川県某市にある廃工場跡に、彼女は居た。

「―――はあ、―――はあ、―――はあ」

既に空は茜色に差し掛かり、辺りには時を知らせる鴉の鳴き声すら聞こえぬ静謐。
以下略



3: ◆1aLDLrIdDo[sage]
2013/12/25(水) 03:06:19.93 ID:kVEVAXak0
その際における戦闘の影響か、それとも能力の使い過ぎか、今の彼女は明らかに憔悴しきっている。
息は絶え絶えとなり、その額には玉のような汗が吹き出ていても―――その瞳だけが情念に燃え盛っていた。

シャル「命令、は、遂行する・・・ひとりでも・・・やれる・・・私は、私と、貴方の為に、だから―――」

以下略



4: ◆1aLDLrIdDo[sage]
2013/12/25(水) 03:07:37.44 ID:kVEVAXak0
その際における戦闘の影響か、それとも能力の使い過ぎか、今の彼女は明らかに憔悴しきっている。
息は絶え絶えとなり、その額には玉のような汗が吹き出ていても―――その瞳だけが情念に燃え盛っていた。

シャル「命令、は、遂行する・・・ひとりでも・・・やれる・・・私は、私と、貴方の為に、だから―――」

以下略



5: ◆1aLDLrIdDo[sage]
2013/12/25(水) 03:10:16.40 ID:kVEVAXak0
「―――だから、さっきから言ってるでしょうがあ!旦那に激突したのは不慮の事故だって、俺そういう体質だって何度も説明してるじゃ〜〜〜ん!!」

言って、自身の背中が熱に炙られ始めている事を感じた男は何処に隠していたのか、両手にじゃらりと・・・数メートルはあろうかという鎖のついた鎌を取り出したかと思うと、徐にそれを投げ放つ。
放物線を描いた鎌はバンダナ男の遥か上の樹木の枝に突き刺さるとそのままの勢いで自身の体を枝に引き上げた。

以下略



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