過去ログ - シャルラッハロート「・・・お兄ちゃん?」
1- 20
33: ◆1aLDLrIdDo
2013/12/26(木) 12:42:33.47 ID:u6Liznee0
アクセル「まぁ、全く見覚えの無い時代に連れてかれるよりマシか・・・」


取り合えず、今晩の寝床の確保と気絶している娘っ子を医者の所にでも連れてかねえとな。
そう、彼が思い立ち、互いの身体を繋げた鎖の先端を見て―――今度は全身で驚きを表現する。


シャル「―――」ボー


アクセル「―――んなぁにぃっ!?」


何と、今しがたまで気を失っていた筈の鎖女が目覚めていたのだ。
徹底的な頑丈さに舌を巻くアクセルだったがそんな事を言っている場合では無いと、鎖鎌を身構えた。

・・・だが。


シャル「―――」ボー

アクセル「あん・・・?」


どうした事か、出会い頭ではあれ程こちらにむき出しにしていた敵意が、今は全く感じられない。
いやそれ所か、ただでさえ虚ろであった瞳が益々茫洋とした鈍さを醸し出し、何も無い虚空を只管に見詰めていた。

さっきとは別の意味でアクセルを見ていない状態に、彼は何やら嫌な予感を感じ、おそるおそるといった口調で。


アクセル「―――お、おい・・・お壌ちゃん・・・?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
195Res/154.12 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice