過去ログ - 夏海「これまでも、これからも」雪子「私も」
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◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:13:27.12 ID:6Tmg2yryo
雪子「いたた……」
夏海「母ちゃん……」
雪子「なに?」
以下略
18
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:15:40.75 ID:6Tmg2yryo
その日の夕食の食卓で、夏海は嬉しそうに言った。
夏海「クリパだよ、クリパ! クリパやるんだ!」
夏海「ほたるんとれんちょん、このみちゃんも呼んでさ」
以下略
19
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:17:27.93 ID:6Tmg2yryo
雪子「遊ぶのはいいけど、宿題もちゃんとしんさいよ」
夏海「分かってるって」
夏海は茶碗の米をがつがつとかき込み、さっさと食卓を後にした。
以下略
20
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:20:27.05 ID:6Tmg2yryo
クリスマス、か。
クリスマスには特段の思い出があった。
それは、夫とのひととき。
以下略
21
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:23:00.47 ID:6Tmg2yryo
小鞠「なんか遠い目をしていたよ。昔を振り返るみたいに」
雪子「あら、そうかしら」
振り返る昔がある、その事実は私に、歳をとったことを深く感じさせ、妙に悔しかった。
以下略
22
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:25:52.10 ID:6Tmg2yryo
その夜も、なかなか眠りにつくことができなかった。
寝床に横になりながら今日叱りつけた夏海のことを考え、頭の中で濁ったものが行き来していた。
23
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:28:20.57 ID:6Tmg2yryo
次の日、小鞠が起きてきたのは朝10時だった。
早寝早起きをしてほしいが、休みの日くらいは大目に見てやる。
小鞠「お母さん、お父さんは?」
以下略
24
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:30:49.34 ID:6Tmg2yryo
私は小鞠の分の朝食を温めなおしながらきいた。
雪子「今日の晩ご飯、なにがいい?」
小鞠「うーんと、なんでもいいよ」
以下略
25
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:33:16.20 ID:6Tmg2yryo
昼ご飯を済ませた後、カレーに入れるジャガイモを切らしていたので、コープまで買いにいくことにした。
家の外に出ると、冬らしいカラッとした空気が肌を切って過ぎた。
以下略
26
:
◆VJRQu9X6ME
[saga]
2013/12/25(水) 18:36:21.13 ID:6Tmg2yryo
夫と結婚したとき、田舎に住もうと提案したのは私だった。
親戚のつてで、なんとか手に入れたのが、今私たちが住んでいる平屋の建物だった。
私のわがままであったが、けれども夫もそこまで反対しなかった。
以下略
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