過去ログ - 夏海「これまでも、これからも」雪子「私も」
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30: ◆VJRQu9X6ME[saga]
2013/12/25(水) 19:01:33.63 ID:6Tmg2yryo
小鞠「わたし、いろんな人のところに電話をかけてみるね」

まず夏海が行きそうなところを押さえて、電話をかけるのが先だろう。

小鞠「……ダメだ、駄菓子屋、応答なし」

小鞠「ほたるんの家……は誰も出ないし」

小鞠「もしもし……あ、先生ですか? そちらに夏海いませんか? ……そうですか」

小鞠「いないって……」

小鞠のその声が、深刻な沈黙に包まれた家の中に響いた。

私たちの不安が、頂点に達したころだった。

インターホンが鳴った。

この田舎において、家の人を呼ぶのにインターホンを押すような人間はいない。

受話器をあげると、聞きなれない声が聞こえてきた。


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