過去ログ - 阿良々木暦「時定高校?」
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492:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/15(木) 20:45:23.91 ID:AU+T64h0O
久しぶりだし大切7回も仕方ないよね!続きはよ


493:赤春巻き[saga ]
2014/05/24(土) 23:21:26.90 ID:wSY4+XkI0
「俺の本気を見るがいい!!」

やけに自信ありげな、策ありげな、優越感ありげな、そんな表情で怠書物は笑う。

そしてその一言で、世界は凍り付いていった─氷河期が訪れたかのように。
以下略



494:赤春巻き[saga]
2014/05/24(土) 23:40:53.55 ID:wSY4+XkI0
と、言うのは全て虚実の妄想で僕の想像である。

実際はどうなったのかと言うと、なにも起こらなかった。否、なにも起こせなかったのだろうか。

実際、怠書物は茫然とした表情で何が起きてしまったのか理解していない感じである。僕達よりも理解しえていない感じだ。
以下略



495:赤春巻き[saga]
2014/05/24(土) 23:41:41.94 ID:wSY4+XkI0
「─だ、だめだ!今回も成功しなかった」

「今回も!?」

僕は思わず声を荒げて叫んでしまった。
以下略



496:赤春巻き[saga]
2014/05/24(土) 23:42:29.40 ID:wSY4+XkI0
そんなことを考えていたのか、なのちゃんを始め、女子が、

責めよる。

「怠書物さん。本気だとかはなんだか知らないですけど!ちゃんと!元の世界に戻してあげてください!」
以下略



497:赤春巻き[saga ]
2014/05/24(土) 23:43:22.55 ID:wSY4+XkI0
なにより。戦場ヶ原に忍になのちゃんに歩み歩み歩み寄られた怠書物はたまったものではないだろう。

女子に囲まれているから嬉しいとかそんな感情ではない。この三人に囲まれて、何をされるか分からないという不安感で心臓が満ちあふれているのである。

戦場ヶ原、忍は言わずもがな。なのちゃんも以外と怖いことやりそう言いそうな感じである。その視線は恐ろしいことだろう。
以下略



498:赤春巻き[saga]
2014/05/25(日) 00:16:28.21 ID:7WDFukiq0
025

後日談、というか今回のオチ。

結局その後怠書物は観念し、僕達をきっちり元の世界へと戻してくれるということになった。
以下略



499:赤春巻き[saga]
2014/05/25(日) 00:17:24.45 ID:7WDFukiq0
「これで僕達は元の世界に戻れるのか・・・」

「そうね、

これでようやくこよみんとのイチャラブサーマーバケーションデイズが最終日にして再始動する事ができるわね」
以下略



500:赤春巻き[saga]
2014/05/25(日) 00:18:14.39 ID:7WDFukiq0
「あれ?阿良々木君、あなた足のほうが砂ように散ってってるわよ?」

「ん?」

見ると、僕の下半身から徐々に金色の砂となって消え去っていっていた。風に吹かれてなびく砂粒は幻覚なんかでは無く、しっかりこの目で捉えることのできる、触れることのできる本物であった。
以下略



501:赤春巻き[saga]
2014/05/25(日) 00:19:07.45 ID:7WDFukiq0
「そっか─これでお別れか」

ちなみに僕が忘れたとでもお思いだろうか?僕がこの世界で達成したい目標。やり遂げたい行為。

勿論僕は覚えている。
以下略



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