過去ログ - 男「お、俺が学生寮の寮長に……!?」女友「なにか問題でも?」
1- 20
2: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:06:05.78 ID:fAbu6Eta0
女友「そして、気になるお給料は月30万。どう、悪くないでしょ?」

男「え、ちょ、ま?」

女友「どうしたの、なんかいつも以上に落ち着きないけど」
以下略



3: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:09:06.82 ID:fAbu6Eta0
男「ちょっと条件がよすぎやしないかねえ……オイシイ話はまずは疑ってかかれって婆ちゃんも言ってたし」

女友「いい心がけね。じゃあ、この話はなかったことに……」

ふと嫌な予感が胸をよぎった。
以下略



4: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:12:05.24 ID:fAbu6Eta0
こいつは何事もはっきりとしすぎているんだ。
迷いというものがまるで存在していない。ちょっと異常なぐらいだ。

だって、そうだろ。重要な決断をする時には人間だれだって慎重にいきたいものだ。
だから、俺は至って正常なんだ。
以下略



5: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:15:15.14 ID:fAbu6Eta0
男「だから、少し考える時間が欲しいんだよ。今夜一晩だけでもいい。待ってくれないか?」

女友は何も言わなかった。
こいつにしては珍しく、戸惑っているような気がした。

以下略



6: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:18:25.23 ID:fAbu6Eta0
男「わけを……わけを聞かせろ!」

俺が必死に問い詰めると、観念したかのように女友は重々しく口を開いた。

女友「緊急なのよ。前の寮長さんが昨日失踪したって」
以下略



7: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:21:11.18 ID:fAbu6Eta0
男「すまん!せっかく紹介してくれたところ悪いんだが、この話はなかったことにしてくれ!」

女友「……いいの?」

男「いやいやいやいや」
以下略



8: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:24:08.51 ID:fAbu6Eta0
女友「文句が多いわね」

男「当たり前だ!!」

女友「はあ……いい、男?今からちょっとだけ厳しいこと言うわね」
以下略



9: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:27:27.70 ID:fAbu6Eta0
男「さっきの仕事、受けるよ。あ、もちろん学生寮の寮長だぜ」

女友「そう」

女友は短くそう言った。
以下略



10: ◆sZB7uuKKFnv2[saga]
2013/12/28(土) 07:30:15.53 ID:fAbu6Eta0
女友「男……」

男「え?」

ごくごく自然な動作で聞き返してしまった。
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/12/28(土) 07:31:29.80 ID:EcpmmINEO
………


23Res/10.05 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice