4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/12/28(土) 16:03:35.60 ID:9vfZh9KPo
「それが……」
「海未が手間取ってるなんて珍しいわね」
「すみません……」
「えっ、あっ、全然怒ったりだとか、催促しようとか思ってないから。ただ、何か相談に乗れることもあるかもしれないから、その時は相談に乗るわ」
ありがとうございます。真姫。
「なんというか……何を書いていいのやらわからないのです。ぼんやりとしたことはあるのですが、それが何なのかわからなくて」
「ふーん……」
腕を組んで、うなっている真姫。
流石に質問があまりにも抽象的すぎたでしょうか。
しばらくの後。
「そうね。なら、いっそのこと作詞することを忘れてみたら?」
「え?」
「なんっていうか、あんまり作詞するってことに意識しない方がいいと思うのよ。もし、作詞しなきゃって強迫観念になってるなら、一回忘れてみるのもいいと思うの。そしたらその書きたいことを発見できるかもしれないし。それに、別に私はいつでもいいから」
「なるほど……。そうですね。真姫には助けてもらってばっかりですね」
「そ、そんなことないわよ」
目を逸らして顔をほのかに赤らめます。照れ隠しなのか、きびすを返して戻っていってしまいました。
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