過去ログ - とある後日の幻想創話(イマジンストーリー)3
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853: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/08(日) 23:53:31.76 ID:cKiVhnDb0

ヘンリーはこれらのことを、疑問を呈した娘に対して懇切丁寧に説明した。
しかし彼女はまだ幼い。同じ年代の子供より若干大人びている彼女でも、
今回の出来事はそうそう容易く受け入れられるものではなかった。

以下略



854: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:01:29.85 ID:jx8hVfw80

二つ目は『学園都市では絶対に魔術を行使してはいけない』こと。
レミリアは大規模な魔術を操ることはできないが、護身用の簡単なものであれば、ある程度扱うことができた。
自身に流れる魔力『オド』を、集中したり、放出したり。ただそれだけの簡単なことであるが、咄嗟の状況には役に立つ。
一族の令嬢として、最低限の身を守る方法は覚えておいた方が良いだろうという考えによるものである。
以下略



855: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:06:52.09 ID:jx8hVfw80

父親から一方的に告げられた二つの約束。
『一方的に』というところに多少不満はあっても、それに逆らう気持ちは露ほども無い。
尊敬する父との約束。それを反故するなど、どうしてできようか。

以下略



856: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:07:45.09 ID:jx8hVfw80

瞼を擦っているフランを尻目に、レミリアは部屋に備え付けられた浴室へと足を運ぶ。
前日の入浴による湿気が漂う部屋の中で、壁に掛けられていたジメジメするタオルを手に取ると、
洗面台の蛇口を捻り、噴き出す水にタオルを浸す。高置水槽のためなのか、余り冷たくはなかった。

以下略



857: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:08:38.07 ID:jx8hVfw80

レミリア「目は覚めた?」

フラン「うん。 これからどうするの?」

以下略



858: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:09:50.75 ID:jx8hVfw80

頬をむくれさせる妹を見て、レミリアは少し呆れながら窘める。


全く、フランの我が儘には困ったものである。
以下略



859: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:10:28.00 ID:jx8hVfw80





以下略



860: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:11:09.83 ID:jx8hVfw80





以下略



861: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:12:28.30 ID:jx8hVfw80

部下「――――以上で報告を終わります」

最大主教「うむ、ご苦労」

以下略



862: ◆A0cfz0tVgA[saga sage]
2015/03/09(月) 00:13:11.10 ID:jx8hVfw80

今夜決行された作戦である『スカーレット一族の討伐』。
『吸血鬼の製造』を企むスカーレット一族を阻止するために計画されたものだ。
その作戦に参加したのは、その一族をよく知る一人の人間と、
イギリス清教の中でも指折りの実力を持つ魔術師達で構成された組織『異端抹消』である。
以下略



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