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2013/12/31(火) 03:36:24.00 ID:6yBCWbRi0
「聞きたい事があるなら聞いてよ」
「そ、そうですか……」
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2013/12/31(火) 03:37:06.14 ID:6yBCWbRi0
「…………」
気になる。
わだかまる。
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2013/12/31(火) 03:37:49.41 ID:6yBCWbRi0
思いつめた表情をする貴音。
俯き、何かを悩んでいる。
それを見つめながら、響はひっそりと、微笑みを浮かべた。
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2013/12/31(火) 03:38:26.31 ID:6yBCWbRi0
「おやすみ、貴音」
「おやすみなさい、響」
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2013/12/31(火) 03:39:13.45 ID:6yBCWbRi0
「…………」
貴音は天井を見ながら、ずっと考えていた。
結局あのことが響の口から明言されることはなかった。
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2013/12/31(火) 03:39:52.88 ID:6yBCWbRi0
「響? 何ですか?」
「貴音はさ、秘密にすることが多いみたいだけど、疲れたりしないの?」
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2013/12/31(火) 03:41:02.65 ID:6yBCWbRi0
「ま、貴音に限ってそれはないか」
小さく笑って、響は横這いになって貴音を見た。
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2013/12/31(火) 03:41:54.09 ID:6yBCWbRi0
「……どしたの、貴音」
一歩を踏み越える方法。
彼女は知っていたのだ。
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2013/12/31(火) 03:42:24.26 ID:6yBCWbRi0
「実は私、幽霊やお化けの類が苦手なのです」
「…………」
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2013/12/31(火) 03:43:28.20 ID:6yBCWbRi0
「くっふふ、ふふ。いやぁまさかの秘密を教えてもらったし、自分もそれに見合うだけの秘密を教えてあげないとなぁ……」
「あああ……! お化けは、お化けだけは勘弁を……!」
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/12/31(火) 03:44:37.36 ID:6yBCWbRi0
少女はたくさんの動物を飼っていた。
彼女は動物たちと話せることが出来て、動物たちと少女はまるで家族のように賑やかに毎日を過ごしていた。
ある時、少女の友人がそれを不思議がった。
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