17: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 08:59:52.88 ID:03PkuglG0
猫「え……、それは……」
女「だってわたしと猫さんの間には、何の関係もない……はずでしょ?」
猫「………」
18: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 09:12:31.02 ID:03PkuglG0
猫は、少し考えるような顔をした後、
猫「……まあ、なんつーか」
猫「なんとなく……って感じだ」
19: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 09:14:26.28 ID:03PkuglG0
*
女「すり抜けって便利だね」
20: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 09:22:23.98 ID:03PkuglG0
そしてわたしの体の周りには、さっき見たのと同じ黒いもやもやが漂っていた。
心なしか、少し大きくなっているように見える。
猫「……」
21: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 11:20:51.79 ID:03PkuglG0
女「な、なに?どうしたの……?」
なに?猫もやもやと知り合いパターン?
22: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 18:08:09.45 ID:03PkuglG0
猫「彼女……彼女、だったものだ」
黒「そうよ、わたしも生きているときは猫だった」
黒「そして彼の彼女だった」
23: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 18:09:01.75 ID:03PkuglG0
黒「お前のせいでっ!死んだんだ!だからわたしはッ!お前をずっと恨み続けてきた!憎み続けてきた!」
黒「死んだ後も、その気持ちは変わらなかった!だからこんな姿になってまでこいつの体を乗っ取って恨みを晴らすというわけさ!罪を償わせるというわけさ!」
24: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 21:13:18.32 ID:03PkuglG0
女「……ね、ねえ……何を言ってるの……?」
女「何を言ってるのか……わたし、全然わからないよ……」
25: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 21:15:17.46 ID:03PkuglG0
*
わたしは浮かんでいた。
26: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 21:19:31.30 ID:03PkuglG0
あれは、あの……猫。
そうだ……あの猫は……。
女「………」
27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/05(日) 07:06:06.10 ID:mwsHdVg40
乙。
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