32: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/06(月) 11:37:44.80 ID:s5eLq5p10
 ──ごめんなさい。 
  
 ──ごめんなさい。 
  
 ──ごめんなさい。 
33: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/06(月) 13:42:49.01 ID:s5eLq5p10
 「──!」 
  
 声が、聞こえる。 
  
 わたしを呼ぶ声。暖かい声。聞き慣れた声。 
34: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/06(月) 14:06:16.11 ID:s5eLq5p10
 * 
  
 猫「おいっ!おいっ!大丈夫か!?」 
  
 女「た、多分…」 
35: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/06(月) 14:09:55.50 ID:s5eLq5p10
 黒「なん……だと……」 
  
 黒「嫌い!?嫌い!?嫌い嫌い嫌い!?嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌いだと!?きらい嫌いキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い嫌いキライキライキライ嫌い嫌いキライキライキライキライキライイイイイィィィッ!!?」 
  
 ブワッ、と。 
36: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/06(月) 14:12:04.04 ID:s5eLq5p10
 黒「みんなあなたのためにやったのにやったのにあなたのためにやったのになのになのにためなのにためなのになのになのにためなのになのにためなのになのになのになのになのになのになのになのになのにあなたのためなのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのになのにあなたのためなのになのになのになのににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににににに」 
  
37: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/06(月) 14:15:47.74 ID:s5eLq5p10
 狂ったように叫ぶもやもやの中心あたりに、何かにが見える。 
  
 女「あれは……猫?」 
  
 猫。 
38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/06(月) 16:56:01.44 ID:6xGFnhnfO
 乙 
39: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/07(火) 15:12:19.09 ID:T17GfWpM0
 恐怖の余り、わたしは目をつむった。 
  
 いや、諦めなのかもしれない。 
  
 女「──っ!」 
40: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/08(水) 20:02:15.88 ID:XKzO07WY0
 でも、仕方のないことなのだろうと思う。 
  
 だってわたしが悪いのだから。 
  
 友達を殺してしまい、そしてその罪を忘れてしまったのだから。これは当然の報い──罰なのだろうから。 
41: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/08(水) 20:03:22.39 ID:XKzO07WY0
 わたしがそう思った瞬間、 
  
 黒「■■■!?」 
  
 もやもやは、困惑の声を上げた。 
47Res/25.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。