6: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 16:29:25.31 ID:ErC4ieVr0
猫「えーっとな、霊体が実体を乗っ取るっつーのはそう簡単にできることじゃないんだよ」
女「なーんだ、じゃあゆっくりでいいね」
猫「そういうワケにもいかないだろ」
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/03(金) 16:41:22.13 ID:9gLzP02Y0
しえん
8: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 16:48:11.35 ID:ErC4ieVr0
女「……じゃあ、わたしは何をすればいいの?」
猫「簡単さ」
女「ワンパン?」
9: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 18:03:21.42 ID:ErC4ieVr0
猫「……いや、別にやっつけるワケじゃねぇんだけどよ」
ウンチョコピーって……と猫は言った。
猫「うん、そうだな。まずはその霊をお前さんの体から引き剥がすんだ」
10: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 18:36:44.19 ID:ErC4ieVr0
*
女「病院だね」
11: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 19:46:22.67 ID:ErC4ieVr0
猫「まあ、世界なんてそんなもんさ」
と言うと猫は、下──コンクリートの道路に目を向けた。
何かを思いつめるように。
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/03(金) 21:13:08.53 ID:B2iO8Pyy0
期待
13: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 23:18:14.11 ID:ErC4ieVr0
猫はそう言ったけれども、その声色は、なんでもないようには思えないものだった。
……まあ、多分人には言えない(きっと猫にも言えない)秘密があるのだろう。それについて詮索するのはよくないことだよね。うん、よくないことだ。
14: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/03(金) 23:24:26.32 ID:ErC4ieVr0
猫「いや、別にそんな怒ってねーよ」
女「うん……じゃあ、行こっか」
15: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 07:58:24.05 ID:03PkuglG0
*
女「ここが集中治療しちゅ……」
猫「噛むなよ」
16: ◆mPuxYQgGBE[saga]
2014/01/04(土) 08:41:59.45 ID:03PkuglG0
チクショードヤ顔むかつくぅー!
女「おお、神よ!」
まあ、猫なんだけどね。
47Res/25.58 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。