過去ログ - サクラ「誰かを選ぶなんて……!」
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8:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/01/04(土) 11:21:12.38 ID:FI/1yvWg0
切りつけられる感覚は無くて、ちょっとだけ目を開けてみる。ぼやけた視界に人影が増えているように見えた。ちゃんと目を開くと、サスケ君とナルトとカカシ先生が、大蛇丸を取り囲んだいた。目にした光景が唐突すぎて、私は声も出せなかった。
「カマヤローが……サクラを泣かせやがって」
「サクラちゃん、こいつは俺がボコボコにしてやるってばよ!」
「ま、おれも俺も今回は腸煮えくり返ってるからな。サクラ、大丈夫か?」
「……みんな……」
考える前に涙が溢れだした。感情が強すぎて呼吸も上手くいかず、咽び泣きのようになりながら、ぼろぼろ泣いた。まだ大蛇丸が目の前にいるのに、みんなの声にとにかく安堵して、みんなの姿が嬉しくて、私は泣き止むことが出来なかった。
「アナタ達ごときが、私に勝てると思ってるのかしら」
「そう言いつつ、本体はアジトの外に逃げちゃってるじゃない。そんなに俺達ごときが怖いのか?」
「フフフ……アナタを治療したやつとは戦いたくないのよ」
「なぁ、こいつってば分身なのか?」
「ああ、お得意の蛇分身だな」
「チッ……蛇相手に会話しても時間の無駄だ」
「サスケ君、アナタはこちら側についても良い筈よ。アナタの復讐、手伝ってあげるわ」
「ふざけるなよ。……サクラを泣かせた時点で、お前は交渉の相手じゃねぇ」
「ククク……良いわ。いつかアナタは私を必要と……」
大蛇丸の姿が白煙に包まれるのと同時に蛇が現れ、地面が低い音をたてて大きく揺れた。轟音に気をとられている隙に、大蛇丸に姿を変えていた蛇はとどめをさされていた。
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