過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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102: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/02(日) 14:49:36.68 ID:qb6RrBmvo


「……ええそうね。……魔法少女として、良くない行いだとは私も思うわ。
 ……だけどこの魔獣を、あなたが倒そうが私が倒そうが、
 ……一般の人たちの安全が守られるのは事実よ」


心ここに在らず、といった様子だった。目をこちらに合わせて話そうとしない。
俯いて、虚ろな表情で、手の中にあるグリーフシードを弄っている。
記憶にある堂々としたマミの様子と引き比べると、あまりにもその姿は痛ましく思えた。


「グリーフシードが、そんなに欲しいのか?」


グリーフシード。

その言葉に反応して、アタシの方へとマミが顔を上げた。
その時一瞬、値踏みするような目で見られてゾッとする。

佐倉さんのグリーフシード。

きっとそんな言葉がマミの頭を掠めていたに違いない。


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