過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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141: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/02/11(火) 17:02:57.23 ID:kUxqWQ5uo
チーズを取ろうとその山に近づく私。

すると唐突に積まれた箱がグラリと揺れて、女の子の方に雪崩れかかった。
慌ててそれをどうにか押し止める私。

私の切羽詰まった様子に目を遣って初めて、
チーズの箱が自分の上に倒れ掛かろうとしていたことに、女の子は気付いたようだった。

女の子と私の目と目が合う。

実感があった。

ベベとは全く見た目が違う普通の人間の子なのに、
私にはベベと何か繋がりのある女の子だとわかった。

でも、そんなのおかしい。べべは私の前で消滅した。

そもそもべべは私が魔法で作ったぬいぐるみで、この子は見ず知らずの女の子だ。

それなのに、べべと繋がりがあるなんて考えるのはどうかしてる。

べべとまた会えた。ベベの言っていたことは本当だった。
いや、そんなはずはない。

私が一人混乱しているのを余所に、ベベを思い出させる少女は、ハッとした様子でおそるおそる言った。


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