過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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47: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/22(水) 15:13:38.09 ID:prEVTGnCo
私としては気乗りする提案ではない。
それでももし仮に、私が見滝原を守る魔法少女でなかったら、
べべたってのお願いをあっさり受け入れていただろう。

でも生憎ながら、魔獣はこちらの都合では動いてくれない。



――魔獣。


魔法少女が奇跡と引き換えに戦うことを運命づけられた、この世のモノならざる存在。
人間を軽く越す背丈の、袈裟を纏い頭を丸めた大男のような全身白っぽい化け物。

ヤツらの顔に絶えずかかった、こちらの視覚を乱すモヤに似たノイズ。
それはサイズを抜きにしても、ヤツらがヒトとは全く異質な存在であるとこちらに嫌でも理解させてくれる。

魔獣は人間の感情エネルギーを吸収するため人前に現れる。
そのとき、一人の人間が、一体の魔獣に感情を吸収される量は精神状態などに応じて違う。
ただし二体三体とそれが積み重なって、一たび感情を完全に吸われてしまえば、その人は廃人になってしまう。

そうなればそれから二度と、元の健全な状態に戻ることはない。


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