過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
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48: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/22(水) 15:18:53.04 ID:prEVTGnCo
一般人は自分がたった今、魔獣に襲われているのだと自覚することができない。
もちろん抵抗や逃亡なんてなおさらのこと。

それをこの目で認識してかつ立ち向かえるのは私たち魔法少女、
あと私の経験上の例外はべべだけ。

魔獣に吸われた感情は、一日や二日程度では回復しない。
放っておいたら、取り返しのつかない危害を加えられる人が必然増える。
だから私たちが、戦わなくちゃいけない。

魔法少女が本格的に活動する必要があるのは、日が暮れてからまた改めて昇ってくるまで。
緩やかに眠ろうとする街を、闇が深く包み込む時間帯。

だけど太陽が地表を照らす昼間に、全く街に迫る危険がない訳ではない。
そういう時間の方が、起きる事態が密やかで小規模なだけに、
うっかりすると後々マズいことになる可能性がある。

昼にじわりじわりと予め人々の隙間に根を下ろし、夜にそれら下準備の成果を最大限に発揮する。
それが現実となればその日、多くの人が魔獣という災いを被るのは免れない。

そうでなくても単純に夜、同じ時間に暴れまわる数が膨大になれば、到底一人では捌ききれなくなる。
ひとときの気の緩みから、私自身が命の危険に晒される。


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