過去ログ - マミ「チーズがとっても大好きな、大切な私のお友だち」
1- 20
58: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/01/22(水) 16:01:46.96 ID:prEVTGnCo


「久しぶりだね、マミ。……さっそくだけど話があるんだ」


ベベの枕元で、身じろぎ一つ、挙動の端から端まで神経を傾けていたせいで、
背後に接近していた訪問者に気付かなかった。
振り返らなくても、声からして誰がやってきたのかはわかる。

そして、十中八九ろくでもない話をするために来たのだということも、なんとなく想像がついた。


「何の用?見ての通り、今忙しいの。悪いけどキュゥべえ、帰ってくれる?」

「そういう訳にもいかないよ。キミはまだまだ働ける優秀な魔法少女だ。
 もっと体調に気遣って、魔獣を狩れるだけ狩り続けて、
 感情エネルギーをボクに回収させてくれないと」

「体調に気遣って?余計なお世話よ、そんなの。
 私の体はどこも悪くない。体を悪くしてるのはべべだけよ」

「その人形を、キミと同じくくりで扱うのは、些か議論の余地があるね。
 ボクの目から見ればこの部屋には、キミとボク以外に生物はいない。
 その人形に対しては壊れかけたとか、そういう言葉を使った方がもっと適切じゃないかな?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
155Res/103.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice