過去ログ - 語り部「こいつァなんて事はねぇ物語よ」
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43: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:20:46.90 ID:LgCV2wwbo
正信「大御所、小野忠明、柳生宗矩の双方揃いましてございます」

徳川家康「うむ、分かった」

正信「大御所、何故にあの二人に?いえ、それだけでなく何故あのような小事を?捨て置けば良いではありませぬか」
以下略



44: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:21:25.37 ID:LgCV2wwbo
忠明「…………」

宗矩(なぜ此奴が居るのだ。人を斬るしか知らぬ猪めが……私は此奴と同格とみられておるのか……)ギリッ

近侍「大御所様、お成りにございます」
以下略



45: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:22:05.63 ID:LgCV2wwbo
 徳川家康は、そこいらの医者より医学ってもんに精通していて多少の病は、手前で薬を調合して治したらしいな。

 まぁ、そんな事はどうでもいいやな。

 良くもまぁ、揃いに揃ったもんだと思わねぇか。徳川四天王と呼ばれる井伊直政に榊原康政、本多忠勝、そして徳川幕府の礎を築いた本多正信。
以下略



46: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:22:50.48 ID:LgCV2wwbo
家康「酒の席でならばもう少し話も弾みそうなものだが、儂も根っからの三河者という事よな。なぁ、佐渡よ」

正信「いえいえ、このように楽しげにお話される大御所は久しゅう御座いますれば」

宗矩(チッ……大御所はなんのために私を呼んだのだ……世間話をするばかりではないか)ギリッ
以下略



47: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:23:30.96 ID:LgCV2wwbo
家康「酒の席でならばもう少し話も弾みそうなものだが、儂も根っからの三河者という事よな。なぁ、佐渡よ」

正信「いえいえ、このように楽しげにお話される大御所は久しゅう御座いますれば」

宗矩(チッ……大御所はなんのために私を呼んだのだ……世間話をするばかりではないか)ギリッ
以下略



48: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:24:34.87 ID:LgCV2wwbo
家康「次郎右衛門と又右衛門、お主らにはある者を誅戮してきてもらいたい」

忠明「それは如何なる者に御座いましょうか」

家康「唐沢玄蕃」
以下略



49: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:25:23.42 ID:LgCV2wwbo
家康「そうか。やってくれるか。ならば、さっそく信濃に行ってもらおうかのう」

忠明「御意」

宗矩「大御所様、その仕事には某だけで十分かと存じまするが」
以下略



50: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:26:10.04 ID:LgCV2wwbo
 こうして、小野忠明と柳生宗矩は唐沢玄蕃退治に信濃に向かうことになったというわけよ。

 しかし、家康公はなんでただの忍び一匹を殺そうとしてんのかね。

 確かに、唐沢玄蕃って言やぁ"飛び六法"なんて名で知られている尋常ならざる忍者だがよ。
以下略



51: ◆.vSAdaJeFs[saga]
2014/01/11(土) 01:27:14.23 ID:LgCV2wwbo
今日はここまでです。
取り敢えず、1章は終わりです。



52:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/11(土) 22:49:07.49 ID:Apv+fuV/o



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