過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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220: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2014/04/10(木) 06:45:00.29 ID:TAPo7xDj0
阿良々木「忍。今何て言ったんだ?
     孤独蜘蛛が……いない?」


忍「ああ、そうじゃ? 儂らと会った事でそれが消滅したと考えるのが一番じゃろう。
  ツンデレ娘の蟹のように神様じゃあないし、存在があやふやになったら消滅する怪異も珍しくないしのう。
  じゃから、儂らの出る幕は閉じた。あとはもう儂らだけ帰るぞ!」


 蜘蛛?何の話だよ。
だからそんな妄想世界の話に引き込むなよ。勘弁してくれ。


阿良々木「そうか……。うん。それなら尚更。僕に出来ることはなさそうだ。
     分かった。帰るよ……」


 諦めてくれたか……。というよりは。シラけた、という言葉が似合いそうだ。
引かれた。と言ってもいい。
目の前の先輩は正義の正論だ。


 でも、ただそれだけなんだよ。


 善意であっても、全能じゃない。
俺を助けてくれるんなら、神様にでもなってくれよ。蛇にも何にでもお願いしてさ。


比企谷「分かってくれてどうも。
    それじゃ……。さよならっす」



阿良々木「ああ、またな」




 そしておもむろに。
金髪幼女を肩車して、阿良々木先輩は崖をロッククライミングし始めた。
まじかよこの人。某B級映画の緑巨人かよお前。
まるでそんな構図だ。

 多分あの人と喧嘩したら勝てねーんだろうな。戸塚にさえ負けそうな俺だもの。
そもそも誰かに勝つこと自体が難しい話だけど。

 まあ、だからこそ戦場ヶ原先輩と付き合えているのか。ふむふむ。
と、俺は妙に納得してしまった次第である。




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