過去ログ - 【俺ガイル】やはり阿良々木暦のボランティア活動はまちがっている【化物語】
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◆EHGCl/.tFA
[saga]
2014/04/14(月) 14:10:00.35 ID:+hoAITbt0
ああ、それと。もう一つだけ後日談。
オチとして、僕の話も少しだけさせてもらおう。
あの日以来。僕の方はたった一つ。唯一だが、状況に変化がある。
阿良々木「……ん?あれは……」
知った後ろ姿が目に入る。
僕はその後ろ姿の肩を、優しく叩いて声をかける。
阿良々木「おはよう、比企谷」
確か彼には、挨拶するなと言われた気もしたが。
ここは通学路だし、それにもう挨拶してしまったし……。まあ、許して貰おう。
比企谷「うわっ……。って、先輩っすか。
後ろからいきなり話しかけるなんて、不審者かと思いましたよ」
目の腐った、全てを斜めに見てしまうようなヤツ。
阿良々木「なんで挨拶を不審者と取り違えるんだ。
お前はそんなに『おはよう』を使わないのか?」
比企谷「そうっすね、挨拶は基本。『いってきます』と『ただいま』しかいわねーっすね」
阿良々木「食事は無言で初めて無言で終わるのか……」
比企谷「独り言をぶつぶつ言ってるやつになりかねないっすからね」
阿良々木「1人で食べる事は前提なんだな」
比企谷八幡。他ならぬ、彼の名前だ。
比企谷「で?何の話でしたっけ?」
阿良々木「ん?ああ、いや。別に用があったわけじゃなく、そこに居たから挨拶しただけだ」
比企谷「そっすか」
素っ気なくも、ぶっきらぼうでも冷たくても。
どこか嫌な顔は見せないような、そんな奴。そんな彼。
いつもと変わらない、比企谷八幡だった。
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