1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:33:22.69 ID:7E9n5KWB0
3階建ての広い家のダイニングで、二人ぼっちで食事をとっている女の子達。
平沢唯と、平沢憂。
彼女達の両親は家を空けがち。理由は、旅行好きだからとか、仕事だからとか、そういうことになっている。
唯「憂〜」
憂「なあに?」
唯「次お父さんお母さん帰ってくるのいつかなぁ」
憂「うーんと…明日着くって言ってたよ?」
唯「そっか!」
翌日は金曜日。週末は家族で過ごせそう。それを知った唯の顔がほころぶ。
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/11(土) 22:34:06.06 ID:iCUbpDpQ0
スターオ−シャンか
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:38:05.05 ID:7E9n5KWB0
………
翌日。
唯と憂が一緒に登校している。
その通学路の脇では、最近工事が始まっていた。
大きめの建物を作る工事で、骨組みが作られ、今日もクレーンが資材を運んでいる最中。
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:39:47.99 ID:7E9n5KWB0
唯「あ、えっ、あぁ…ダメ、ダメーーー!」
唯は気づいた。
でも、叫ぶことしかできなかった。
私も、思わず目をつぶってしまった。
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:40:58.76 ID:7E9n5KWB0
憂「……え……」
何が起こったかわからない憂。
しかし、翼が消え意識を失った唯が目の前に落下すると、我に返る。
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:42:51.93 ID:7E9n5KWB0
………
夕方。
病室のベッドに横たわる唯のもとには、憂。そして、連絡を聞きつけてきた澪、律、紬、梓、純、そしてさわ子。
和はいない。
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:44:30.75 ID:7E9n5KWB0
律「はぁ、大丈夫そうだな、よかったよかった…」
澪「唯、なんともないのか?」
唯「え、うん別に大丈夫だよ?あれ?何してたんだっけ…」
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:45:45.59 ID:7E9n5KWB0
不可解な現象が起こったとはいえ、一行にはあまり興味のないことであり、唯が無事なら何でもいい様子。
むしろ、唯はもっと気になったことがあるようだ。
唯「…あれ、和ちゃんは?」
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:47:41.11 ID:7E9n5KWB0
………
翌日。
念のため入院していた唯と、付き添っていた憂は病院で朝を迎える。
唯はもはや何ともないぐらいに回復していた。
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:48:42.52 ID:7E9n5KWB0
隊員「事態は切迫しています。単刀直入にお願い申し上げます。私どもと一緒に来てください。貴方がたは国が保護します」
唯「へ? どういうことですか…?」
突拍子もない話に二人がきょとんとしていると、自衛隊員の背後から見知った顔が現れた。それも、5人も。
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:49:49.38 ID:7E9n5KWB0
平沢父「唯、憂…ごめんよ…とりあえず今は、自衛隊の方々の言うことに従ってくれ…」
平沢母「お願い…後で、全部話すから…」
両親の様子からただならぬ雰囲気を感じとった唯と憂は、顔を見合わせると、両親の言葉に従うことに決める。
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:52:06.31 ID:7E9n5KWB0
トラブル発生したのでまた。
完成してるので連休中に投下します
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:55:56.86 ID:7E9n5KWB0
唯「…天使?」
隊員「総員、戦闘態勢!」
隊員たちが一斉に銃を構える。
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 22:58:44.79 ID:7E9n5KWB0
代弁者「じきに執行者が現れ、汚染区域を浄化する。我は、汚染対象を排除する」
汚染対象とは、唯たちのことを指しているようだ。
代弁者の周りに、昨日唯が出したような魔法陣が出現する。そして、高く掲げた腕に光が集まっていき…
ビームのようなものが発射されようとしていることは、その場にいた誰もが直感的に理解できた。
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 23:00:42.73 ID:7E9n5KWB0
憂「お姉ちゃん、危ない!!う、う、うあぁぁっ…!!」
急に発作を起こした憂の周りに、同じような魔法陣が現れる。
それは一瞬で移動し、部屋の窓を包み、そのまま窓と同化した。
同時に、代弁者の腕から凄まじい音と共に光線が発射される。
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 23:01:56.11 ID:7E9n5KWB0
隊員「総員、一時退避!窓は撃つな!屋外の隊員に告ぐ、攻撃開始せよ!」
その言葉と同時に、病院の外から代弁者へ向けて銃撃が始まる。
その銃弾のうち一部が窓に命中するが、窓はびくともせず、弾は勢いを失いパラパラと落下していった。
代弁者はダメージを受けているようだったが、死にはせず、振り返り反撃を開始していた。
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 23:03:11.38 ID:7E9n5KWB0
病院内を駆け足で移動する最中、母が唯に話しかける。
平沢母「唯…思い出せない?昨日、何かあったんでしょう?」
唯「う、うん…でも…あんまり覚えてない…」
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 23:04:47.15 ID:7E9n5KWB0
唯「きゃぁぁ!?」
自衛隊員たちが盾を構えたおかげで、唯達に怪我はなかった。
破壊された出口の外に、代弁者の姿。
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/11(土) 23:06:00.38 ID:7E9n5KWB0
唯「これ…が…」
唯は感覚的に理解してきたようだ。
唯「羽根…羽根…う…う、うぁぁぁぁ!!」
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/11(土) 23:08:16.01 ID:7E9n5KWB0
一旦切ります
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/12(日) 01:23:52.92 ID:r2rrfGiFo
ひょっとしたら、過去にけいおんキャラでテイルズパロとか、ワイルドアームズパロとか書いた人?
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