118:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 11:54:45.18 ID:viJ3+MIZ0
社長はコンピュータへと再び向かう。
倒れている唯達はピクリとも動かない。
生きてはいるようだけど…これで終わりなのか…
私には彼女達がやられている様を見ていることしかできないのか…!
119:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 11:56:16.42 ID:viJ3+MIZ0
なんと、唯だけでなく全員が復活している。完全とまではいかないが、夫妻がプログラム改竄を行って回復させたようだ。
唯「はぁーーっ!!」
唯は畳み掛けるように社長に向かってレーザーを発射する。
120:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 11:57:42.73 ID:viJ3+MIZ0
翼が更に輝き、社長を押し返す。
社長「この翼…これが…お前の父親が組んだプログラムか…感覚で理解する…これが…これは…面白い!」
唯「え…?」
121:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 11:58:53.62 ID:viJ3+MIZ0
社長がコンピュータのところへ戻り端末を操作すると、この場には似つかわしくない巨大な樹が社長の足元の床から生える。
樹は社長とコンピュータを幹の中に覆い隠し、天井付近まであっという間に伸びた。
社長「実に面白い。自分が何をやっているのかわからずとも新しいプログラムが湧いて出てくるぞ!」
122:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:00:16.89 ID:viJ3+MIZ0
社長「いい加減に、死んでもらおうか」
床から無数の木の根が飛び出してきて、唯、憂、和を縛り、高く吊るし上げる。
唯「ううっ…何これ、力が…」
123:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:01:36.26 ID:viJ3+MIZ0
澪「あ、あぁ…どうしたら…このままじゃみんなが…」
和「澪…!落ち着きなさい…!慌てないで!」
澪「……落ち着く、落ち着くんだ…」
124:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:02:56.46 ID:viJ3+MIZ0
社長「死ぬがいい!」
律「もう少しだ、せーの!」
唯目掛けて瘴気が噴出されたのと同時に、一斉に武器が振り下ろされ、木の根は切断された。
125:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:04:14.08 ID:viJ3+MIZ0
唯「みんな、一緒に行こう!」
唯が皆の前に降り立ち、翼を広げる。
その言葉の意味をなんとなく理解した一同は、翼に手を触れ、力を込めた。
唯の体が輝いてくる。
126:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:05:38.21 ID:viJ3+MIZ0
唯「……」
憂「終わったのかな…」
しかし突然、地震が起き始める。
127:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:06:50.82 ID:viJ3+MIZ0
揺れは激しくなっていく。
床が、壁が、波打っている。
梓「きゃぁ!?」
128:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/13(月) 12:07:59.58 ID:viJ3+MIZ0
憂「…私、信じるよ」
梓「…え?」
憂「私達は消えないって信じるよ。だって…」
133Res/97.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。