70:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 12:34:42.11 ID:Obel/xK20
……
私は急いで車を出した。
確かに見えた。あのゲートから見えた光景は、見覚えがある。うちのすぐ近くだ。
これなら、先回りできる。
71:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 12:38:14.10 ID:Obel/xK20
唯「…あれ?ここどこ?普通の街だよ!?」
律「ちょ、失敗か!?どっかにワープしただけじゃんか!!」
憂「あれ…でも、おかしいな。確かに感じるよ、ここはなんか次元が違うというか…そんな感覚が」
72:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 12:42:14.94 ID:Obel/xK20
……
一同を家に案内する。
さて、まず何から説明したものか…
73:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 12:45:18.34 ID:Obel/xK20
「きっとショックを受けられると思いますが、どうか聞いてください。…あなた方の世界は、私達の世界で作られた…ゲームなんです」
律「ゲームだって!?」
和「通りで…FD空間が普通なわけね」
74:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 12:51:55.93 ID:Obel/xK20
「そして、重要なのはここからです。この人気にあやかり、あるゲーム会社がこの漫画の世界を完全にシミュレーションしたオンラインゲームを開発しました」
憂「そのゲームが…私達の世界なんですね」
「そうです。このゲームは、非常に高度な技術を使っています。宇宙全体をシミュレーションしているようなもの…つまり、なんら現実世界と変わりません。このゲーム内の地球は我々の世界の地球を忠実に再現してあります。唯一違うのは、桜が丘という架空の地域と、あなた達登場人物の存在だけ」
75:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 12:53:09.14 ID:Obel/xK20
「漫画アニメでは飽き足らず、軽音部のメンバーの日常生活を3Dで見たい。そんな願いから作られたゲーム…プレイヤーは、何もしなければあなた達が自然に生活して部活動を楽しんでいる様を観察することになります」
梓「なんですかそれ…私達の家の中も覗かれてるんですか?」
「それは一部必要なイベントを除き、禁止されました」
76:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 13:02:44.50 ID:Obel/xK20
このゲームの罪について、1から説明していく。
プレイヤーは、何もしないこともできるが、自由に彼女達の人生を少しずつではあるが変更できる。
例えば、唯の担当楽器がベースだったら?
梓が軽音部に入部しなかったら?
もっと細かく、身長や髪の色、性格などもある程度変更できる。
77:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 13:03:58.13 ID:Obel/xK20
…ここまで話して、怒りに震えている子もいれば、呆れ果てている子、羞恥心に顔を真っ赤に、あるいは真っ青にしている子もいた。澪は気絶している。
「…つらい話ですよね。すみません。続けてもいいですか?」
律「…ひっでぇ」
78:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/12(日) 13:05:24.43 ID:Obel/xK20
和「それにしても…困ったわね。私達は神様を倒す意気込みで来たのだけど」
「ここは普通の日本ですからね…ゲーム会社の社長に危害を加えたりしたら捕まります。更にあなた方はこの世界には存在しないから戸籍もありません」
紬「ゲームキャラが出てきたってバレたら、大騒ぎになっちゃうわ…」
79:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/12(日) 13:12:52.71 ID:heYaNtTDo
ミスマッチなクロスだな、と思いながら読んでいたけど、SS風刺の要素もあったのか。
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