過去ログ - モバP「アイドルに男の怖さを思い知らせてやる!」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/02/07(金) 02:38:29.78 ID:bMKOWR4n0
ちょうど、今この楽屋にはモバPと沙理奈の二人だけ。しかも休憩中は、担当アイドルたちと話す機会を作るために余人を立ち入らせないようにしているので、邪魔が入る心配もない。まさに絶好の好機であった。
モバP(そういえば、楽屋までの道中、沙理奈に無理やり手を繋がせたな……あれも一種のボディタッチの強要だ。よし、この調子でいけば……!)
沙理奈「プロデューサー、早くこっち座ったら? なんなら、アタシのトナリでもいーよ☆」
今回用意された楽屋は畳張りだった。畳の上にしどけなく寝そべる沙理奈は、それだけで一つの絵になる。しかし紗理奈も、挑発するような言動を辞めないものだ。まさか乗るわけにもいかず、一方で過剰に拒否するのも情けないというジレンマである。今まで散々これで嬲られてきたが、今日のモバPは一味違う。
モバP(しかと見よ、俺の男気を!)
モバP「そうだな。じゃあちょっと上がるぞ」
言い置いて靴を脱ぎ、仰向けで上体を起こしている沙理奈の真横に陣取った。肌が触れ合うほどには近くもなく、手も届かないほどには遠くもない距離である。いつもは対面なので、さぞや驚くことだろうと期待したが、沙理奈はむしろ複雑そうな顔をした。
沙理奈「……今日はえらくノリが良いよね、プロデューサー? もしかしてぇ、何かヤマシイことでもあるのかしら?」
モバP「そりゃ大有りだが……ああ、そういえばちゃんと謝ってなかったな。あんなどうでもいい話を聞くために、お前の撮影を見なかったわけじゃないんだ。ごめんな」
沙理奈「どうでもいいって……何の話をしてたの? 逆ナン?」
モバP「枕営業か、それに類するもんだよ。事務所の意向なら、俺を通じてコネを得たい。そうじゃないなら、俺に拾い上げて欲しかったのか……。明らかに媚び媚びだったからなあ」
沙理奈の表情がわずかに暗くなる。いや、こんな話をしたいわけじゃないんだが……。
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