過去ログ - 男「お前、本当にアンドロイドなのか」AI「なんでんなこと聞くんだ?」
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◆NrFF2h.q26
[saga]
2014/01/20(月) 16:50:46.47 ID:Djr8fqaVO
〜AI起動 42日目〜
朝七時、起床。
まず、洗顔をした後、第二地球開拓センターのキッチンに向かう。
AIは30分前に起床する設定にしたので(本人は『お互いもっと遅く起きようぜー、だらだら出来るんだからさ』と言ってくる、なんでアンドロイドに怠け癖があるんだ)、朝食担当はAIだ。
二人で朝食を囲むと、AIは毎日あそこに行きたい、あれがしたいと言ってくる。
朝は人間の思考がポジティブなので、提案を前向きに検討しやすい。
そんな心理テクニックを狙っているのだろう、このコミュニケーション用アンドロイドめ、と俺は密かに思っていることを、あのAIは知らない。
しかし根っからの人嫌いではあるものの、わりかしアウトドア派でもある俺は、気分がよければAIのお望み通りにしてやる。
気分が乗らなければ容赦無く却下する。
大体確率は半々だ。
却下した場合、俺は大抵引き籠って専門書を読む。
最近、コミュニケーション用アンドロイドの人工知能について勉強しだした。
開拓用の整備機械に使われている人工知能とは全く違っていて、なかなか理解が難しい。
だが真面目に基礎から勉強するのはとても懐かしい感覚で、嫌いな作業ではない。
AIの提案に乗った場合、大体実行は昼からだ。
今日は暖かい気候の海に行きたいというので、俺も気分が乗り、昼から小型ジェット機で移動して、現在夏の気候の大陸にある開拓センターの方へ行くことにした。
昼食と夕食は俺の担当にしている。
センター内の仕事は皆無なので、料理もしなくなったら本当にすることが無くなってしまうからだ。
昼を済ませ、小型ジェット機を自動操縦モードにし、現在冬である日本予定地から離れ、夏の気候の大陸にある開拓センターへ向かう。
音速を超えた移動でも、乗組員にかかるGは全くかからない。
AIはずっと窓に張り付いていた。
俺は航空機内のシチュエーションの18禁動画を思い起こしていたが、AIに対しては最近興奮しなくなっていたので、特に尻を触るようなこともせず紳士的に大人しくしていた。
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