過去ログ - 男「お前、本当にアンドロイドなのか」AI「なんでんなこと聞くんだ?」
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100: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/08(土) 22:13:42.37 ID:8YPHHcu+O

《長らく地球で暮らしてきた人類は、自らの手で一から作り上げ、自然も天候も何もかもを完璧にコントロールしているこの火星のドームの中、かなりのストレスを感じながら生活していることは、数々の心理学的実験データによって証明されています》

《これは人類に限らず、動物や植物に関しても同様です。地球と同等の豊かな土地や、綺麗な水があっても、火星の観光用の自然保護区の動植物は、繁殖数が少なく、また病気に対しても耐性が弱い傾向にあります》

以下略



101: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/08(土) 22:14:54.87 ID:8YPHHcu+O

AI「ふーん」

男「ま、第二地球の自然を実際目の当たりにしてないから、そんな悲観的なんだろう。此処に来れれば、学者たちもごちゃごちゃ言わずに納得するさ、ストレスなんて綺麗さっぱり無くなるとな」

以下略



102:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/08(土) 22:52:09.42 ID:owckxIIDO
一も柔らかくなったなぁ


103: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/09(日) 03:11:11.18 ID:njxcZXfCO

〜AI起動 719日目〜



以下略



104: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/09(日) 03:12:30.57 ID:njxcZXfCO

その癒しが、神に向けられるのだ。
昔から、神は人間を唯一の存在たらしめるための存在であった。
それは宗教はもちろん、哲学でもそうだ。
魂は永遠不滅の存在だとソクラテスやプラトンが言った。
以下略



105: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/12(水) 01:51:35.33 ID:8elwNQzRO

〜AI起動 730日目〜



以下略



106: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/12(水) 01:54:57.04 ID:8elwNQzRO

AI「何か弾いたげよっか」

男「何が弾けるんだ?」

以下略



107: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/13(木) 02:40:57.60 ID:4JdOxuSvO

〜AI起動 739日目〜



以下略



108: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/13(木) 02:43:42.00 ID:4JdOxuSvO

AI「安藤英?んー、たぶん誰ともそういうことは無かったかな」

男「……まぁ、そうだろう。ずっと病気と闘っていた人間だしな」

以下略



109: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/13(木) 02:47:09.06 ID:4JdOxuSvO

男「こんな話が出来ることが羨ましいのか?大体、俺だってゲイだから、他人にはあまり話さないぞ。同性愛は宗教的にアウトな国が多いし、所詮マイノリティだから偏見の目は未だに無くならない」

AI「そっか。お前も大変だな。うーん、でもやっぱ羨ましいかも。……つうかひがみなんて負の感情が出てくるのが俺からしたら嫌な感覚でさ」

以下略



110: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/13(木) 21:43:10.38 ID:4JdOxuSvO

AI「いやいや、何で?理由が分からないと、やっぱり行動に移したくないなー」

男「あのな……こういうのは空気が大事なんだ、空気が。黙って言うことを聞いておけ」

以下略



111: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/13(木) 21:44:02.49 ID:4JdOxuSvO

男「……お前は俺にとって、ただのアンドロイドじゃないと、以前に言ったな」

AI「その発言は、えーと……49日前に聞いた」

以下略



112: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/15(土) 00:34:18.31 ID:FisvVZEAO

〜AI起動 750日目〜



以下略



113: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/18(火) 17:34:42.33 ID:pAN4qFy+O

〜AI起動 4745日前〜



以下略



114: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/19(水) 02:17:56.49 ID:rK5nybRdO


そんな問いを尋ねることもなく、英くんはあっという間に大学院を卒業しました。
そして民間の医療系大企業から専用の研究室を医療区画内に与えられ、瞬く間に新しい理論や技術を生み出し、発表していきました。

以下略



115: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/19(水) 04:11:30.19 ID:rK5nybRdO

アメリカ国ドームでの学会のついでに、僕は英くんのいる医療区画を訪ね、彼と七年ぶりに再会しました。
21にしては華奢な身体つきですが、大学にいた頃と比べれば確かに大人の姿になっていました。
今や人工知能の分野の寵児である彼は、しかし相変わらずの好青年でした。

以下略



116: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/19(水) 04:17:20.33 ID:rK5nybRdO

数日後、日本国ドームに帰国した僕は、そのことを川崎一くんに言おうと、休憩中の彼が引きこもっている仮眠室に勢いよく乗り込みました。
そしてそのまま固まりました。
その時、一くんはここには誰もこないと思っていたのか、立体ホログラムを見ていました。
したも、男同士がくんずほぐれつ……。
以下略



117: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/19(水) 04:35:54.18 ID:rK5nybRdO

「ちょっとお時間いいですか〜?」

「見て分かるだろ、今書類が片付かなくて忙しいんだ」

以下略



118: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/19(水) 04:41:09.15 ID:rK5nybRdO


翌月、僕は英くんに言われた通り、三日の休みを取ってアメリカ国ドームへ向かいました。
プロジェクトの主任としていろいろと知っている僕がいるうちに細かな調整をしたいから、どうしても三日間の時間が欲しいと言われたのです。

以下略



119: ◆NrFF2h.q26[saga]
2014/02/19(水) 05:15:55.31 ID:rK5nybRdO


「いえいえ〜。しかし、凄い設備ですね〜。なんだかアンドロイドを作るというより、人間に大手術するような雰囲気ですけど」

『そうですね。……あの、それでさらにお願いなんですけど、ガラスの横の壁辺りに、小さなモニターがありますよね』
以下略



120:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/18(火) 11:47:31.15 ID:RD1YTDUDO
>>1はここ復活したの気づいてんのかな
待ってるよ


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