過去ログ - モバP「あの頃僕はまだ若くて、酒に酔っていて、恋をしていたんです」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/01/17(金) 13:35:49.91 ID:4RdS3EMc0
P(そんな状態であっても黒川さんの美貌は損なわれてはいない。
大人しい箱入り娘を望む男達が大喜びしそうだが、かつての凛とした佇まいを知る身としてはなぜだか悲しい)
千秋「Pさんが……私に」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/01/17(金) 13:40:21.18 ID:4RdS3EMc0
千秋「あまりにも腹が立ったものだから、父の大切にしていた腕時計を川へ投げ捨ててやったわ。
なのに父は私を叱るばかりで……仕方が無く私は父を許してあげる事にしたの」
P「麗奈ちゃんみたいな事を仰いますね。
そのお話ですと非があるのは黒川さん―――どちらも黒川でしたね。娘さんの側では?」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/17(金) 13:43:02.01 ID:4RdS3EMc0
千秋「父との仲は良好よ。13歳の夏以前程ではないのだけれども。
もう誰にも私を叱り付ける事も、罰する事も出来ないのよPさん。私は大人となる事を選んだのだから」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/17(金) 13:45:15.04 ID:4RdS3EMc0
千秋「そう……」
P「ずっと考えていたんですよ。結婚の際は誓いを立てますよね。
【健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?】って」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/17(金) 13:51:11.10 ID:4RdS3EMc0
千秋「傍になんていてくれなくてもいいのに……だって私はPさんに酷い事をしてしまって……。
それが申し訳なくて……でももう会ってくれるはずがない……許して貰えるはずがない……。
ずっとそんな事ばかり考えてしまっていて、今でも謝る事が出来ずにいるのに」
P「過ぎた事ですから」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/17(金) 13:57:02.65 ID:4RdS3EMc0
―――
千秋「……なんだかすっきりしたわ。
あれだけ近づかせまいと突き放したのに、Pさんはそんな予防線を軽々と越えて来てしまうんですもの」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/01/17(金) 14:00:58.78 ID:4RdS3EMc0
千秋「ずっと選んで貰えるはずがないと思っていたわ。当然よね、私はそれだけの事をしてしまったのだから。
それにも関わらずプロデューサーはアイドルとしての私を選んでくれた。今はただそれが嬉しいのよ」
P(なんだ、いったい何をどう間違えた。僕はただ黒川さんを元気づけようとしていただけで)
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/17(金) 14:04:48.27 ID:4RdS3EMc0
千秋「お嬢様扱いもへりくだる事も行わないで頂戴。
二人の関係は対等よ、私は貴方のアイドルなのですもの」
P「ぬいぐるみはお好きでしょうか? 黒川さんのプロデュースで用いたいのですが」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
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2014/01/17(金) 14:09:12.16 ID:4RdS3EMc0
千秋「それならば意地悪なプロデューサーに、お返しをしなくてはね。
会議室を出たら、私は何時もの様にアイドル黒川千秋へ戻ります。
だからこれから話す事を忘れてくれると誓って貰えるかしら」
P「はい、誓います」
以下略
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/01/17(金) 14:15:07.00 ID:4RdS3EMc0
◆
社長「若者の成長は早いものだね。かつて手元へ置いていた時分には頼りないと感じていたがものだが。
虎の子を見て小さい猫だと判断してしまうとは、私も年を取ったのかな」
以下略
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