過去ログ - 非日常も悪くないと思える今日この頃
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1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 14:24:33.09 ID:ERju8Ek50

ある日、ある図書館。
僕は日課の読書をしていた。
この日課は僕が子供のころ、祖父の趣味である本集めで集めていた本をかってに読んで半殺しにされたことから始まった。

我が祖父は地元でも有名な舞踏家の頑固爺だった。
祖父は自分の者に許可なく触れる者は親族と言えど「即粉砕!」と言う何とも凶暴な人だった。
だが私はそんな祖父に毎週稽古をつけられていたおかげで一トントラックとの接触事故でも耐えられる強靭な肉体を
十歳のころには手に入れていたので本をかってに読んだときは右腕骨折程度て済んだ。

さて、話は変わるが本とは素晴らしい。
祖父が持っていた女性の裸体などの本等とは少し異なるがやはり本とはすばらしい物だ。
その一冊を見るだけで過去を知る事、現実路は違う世界を味わうことのできる、いわば魔法のアイテムだ。
だが最近有名な少し落としのいかれた小説家さんがライトノベルと言う小説とは違う小説にはまったと聞いた。
小説とは違う小説と最初に言われた僕は穴間の中が「?」で埋め尽くされていた。
だがそんな有名な小説家が読むんだ、外れはないだろうと思い僕も今その本を図書館にて読書している。
この図書館は何でもあるな…

さて、本題はここからだ。
このライトノベル、通称「ラノベ」と呼ばれる本…なかなかにいい者ではないか!
今までの小説とは違う世界観、そしてこの作者独自のこの世界観を表す挿絵、実にすばらしい。
内容はどんどん引き込まれていくように謎が深まり解決と同時にまた深まる、これは今までの小説に居もあったが
文字だけで商い用適度にいい感じの挿絵があり楽しめる…、おっと思わず顔がにやけてしまう。

実にいい!

そんなこんなで最近私は一日一冊ラノベを読むようにしていてふと思ったことがある。



━━この世界に飛び込みたい!━━

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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 14:31:31.22 ID:ERju8Ek50

まあそんなことを望んでも無理なわけで。
現実と創作は別次元なのだから。

と、普通ならばこう思うだろ?
以下略



3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 14:46:28.36 ID:ERju8Ek50

…まさか父が本当に作ってしまうとは、これだけでもう一生遊んで暮らせるほどの大金が手に入る気がするんだが。

まぁ、そんなの作るなら無重力装置作る方が楽だけどね〜アッハッハッハ

以下略



4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 14:52:48.61 ID:ERju8Ek50

世界の変え方は簡単だった。
なにやら装置とつながっているヘルメットをかぶり理想の世界を頭の中で細かに創造する。
そんな想像にふけっているとみるみる意識が遠のいていく。
ふわっと体が浮いた感覚、ズシンと体の重さが一気に増した感覚の二つが同時にきて
以下略



5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 15:01:30.79 ID:ERju8Ek50

俺が想像した世界は魔法と科学が交差して魔物とか勇者とか魔王とか神とか悪魔とか出てくる世界なのに、
それを見れず俺は死ぬのか?
いや、嫌だよ!自分が想像した世界人来たのにすぐ死ぬとか洒落にならねぇよ!

以下略



6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 15:05:55.37 ID:ERju8Ek50

…さて、どうする?
俺に羽はない。空飛ぶマントも箒も黄色いコプターもない。
ではどうする?超能力?魔法?ジェットエンジン搭載リュック?
…まず最後のは無いな。
以下略



7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 15:22:50.27 ID:ERju8Ek50
あの親父、恨んでやる!と、逆恨みもいい所な考えをしていると、ふと頭の中に声が響き渡った。
まるで静寂の洞窟の中で雫が一滴一滴滴り落ちるように一言一言が響いた。

人とは知らずの内に自分の力を過信し失敗する者。
その逆の力を不信に思い何もできない者。
以下略



8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 18:59:50.94 ID:ERju8Ek50

それからの記憶はなく、俺は目を覚ますとベットの上で寝ていた。
起きて辺りを見回すが誰もいない。
だが部屋の外から何やら物音が聞こえてくるのでベットから出て部屋の外へと出て行った。

以下略



9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 19:14:38.21 ID:ERju8Ek50

最初は天国だった。
こんなうまい飯は久々だった、そんな気がしていたから。
でも二皿平らげた辺りからだんだんきつくなるお腹。
こちらを見て微笑み「おいしい?」と何度も聞いてくる彼女の姿を見ていると笑顔で「おいしい」と
以下略



10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/21(火) 21:17:14.29 ID:ERju8Ek50

◆ ◇ ◆

翌朝、俺は結局寝れなかった。
なぜかこの人は寝る時も俺を放さなかった。
以下略



11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/24(金) 17:52:00.09 ID:ptsPYWySo
面白いんだから続けろよ


12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 15:36:38.54 ID:piWL259t0
すまん、バイト忙しくて書けなかった

補足・不定期投稿です


13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 15:50:22.36 ID:piWL259t0

朝のジョギングは初心者用の登山道の様な所を一キロほど行って帰ってくる、
系二キロほどの距離で終わった。
山道なだけあり、少し開けた所から見える風景は壮大だった。
一面に広がる空と海の青。さんさんと光で俺らを照らす太陽。空を飛ぶ竜。
以下略



14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 16:09:20.94 ID:piWL259t0

朝食を食べ終えると彼女は汗を流してくると言ってシャワーを浴びに行った。
食べた皿は置いといてもいいと言われたがさすがに頼りっぱなしは性に合わないので皿を洗うことにした。
全てを洗い終えた頃に彼女がシャワールームから出てきて少し驚いた顔を浮かべて、
すぐに笑顔で「ありがとう」と言った。
以下略



15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/26(日) 16:30:42.93 ID:piWL259t0

「だ、だれ…ですか?そもそもいつからそこに」

「一つ、名乗る時は自分から、二つ、少なくとも君が来る前からはここに居た」

以下略



16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 18:21:28.60 ID:ggrziQtX0

それからは何もないまま少し景色を楽しんだ後、来た道をゆっくりと下り帰路についた。
帰り道も特に何もなく、空に竜が飛んでいる景色を見ていると前から彼女が歩いてきて、俺を視界に納めると
手を振って小走りで駆け上がってきた。

以下略



17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 18:33:19.30 ID:ggrziQtX0

家に付き、手渡されたロングコートを着て再び家をでて、今度はのぼりではなく平坦に近い坂を降りていく。
家から街まではそこまで距離はなく、下りだったこともあり、息が切れることなくたどり着けた。
といっても昔から鍛えていたのでこれくらいの距離じゃ汗一つかかない。俺は。
ふと彼女をみると額には太陽に照らされて光る雫が煌めき頬を伝い顎、そして動くたびにチラチラと
以下略



18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 19:00:48.72 ID:ggrziQtX0

それから気まずさで口数が少なくなり二人はしばらくして街の中心部についてカフェで一服することにした。

「じゃあチーズケーキとガトーショコラ、と飲み物なににする?」

以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/02(日) 19:53:41.42 ID:m5s21DTqo
おいおい浮翌遊都市ってSAGAじゃないだろうな


20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/05(水) 22:49:09.92 ID:rHIpQ0qo0

そう、どうでもいいことを考えているうちに無意識に飲み干していたストレートティー(砂糖入り)のカップを
テーブルに置くと通りかかった店員が「おかわりはいかがですか?」と腰を少し曲げて聞いてきた。
つづけて「無料ですよ?」と言われ俺は即決でお代わりをお願いした。
人とは無料って言葉に弱いな。
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/06(木) 00:20:51.94 ID:JO4peIp00

「おはよーございまぁ〜…ふわぁ」

見た目はジャージ一色の髪の長いすらっとした女性。
ジャージの上は全壊で中はブラが丸見え。丸見えと言うより何も着ていない。
以下略



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