過去ログ - 非日常も悪くないと思える今日この頃
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22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/08(土) 20:09:15.72 ID:h+zLZj5u0

顔を真っ赤なリンゴの様に赤く染めて差し伸べられた手を握っていると横から、そういえば、と言って彼女が会話に入ってきた━そもそも会話という会話をしてはいなかったが━ので顔を向ける。

「まだ私達自己紹介して無かったね」

以下略



23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/08(土) 20:28:20.93 ID:h+zLZj5u0

テレビでやっていた番組が終わると燐火が手をパンパンパン、と三回叩き注目を集める。
と言っても注目を集めると言う目的より驚かせるという成果になってしまった。
突然の破裂音に驚き春が「ひぇっ?!」とどこから出たのかわからない声をだし、手を叩いた本人
の燐火が目をまるくして春を見つめ、申し訳なさそうに薄ら笑みを浮かべ話し始めた。
以下略



24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/08(土) 20:59:49.78 ID:h+zLZj5u0

二人の口論が続いてる中、家の中にチャイムが鳴り響く。
それに気づいているのかいないのかは定かではないが行く気配がないしさっきからずっと五秒ごと位に
なっているチャイムに、ベルも出る気配がないと悟って宗助は出ることにした。

以下略



25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/14(金) 14:27:05.55 ID:TnihrI0P0

「…お嬢ちゃん、その帽子取ってみてくれる?」

暫く無言のまま少女を見つめていた燐火が言うと少女は肩を一度上下にビクッ、と震わせて勢いよく頭を左右に振る。
その反応に口元を緩めて微笑み立ち上がりゆっくりと少女に近づく。
以下略



26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/14(金) 15:01:18.28 ID:TnihrI0P0

ソファの横に椅子を持ってきて座る燐火。

「ようこそ、何でも屋『ナンバーズ』へ」

以下略



27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/15(土) 20:16:23.52 ID:BwH208Lv0

話を聞くとアンジーの家はその土地では有名なお金持ちの家庭、と言うことくらいしかわからなかった。
その母親がなぜか捕まり今はほかの住民により監禁されていて、そこからアンジーだけを母親が何とか逃がしたと言う事らしい。

「アンジー、君はお母さんが捕まった理由を知っているよね」
以下略



28:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/15(土) 20:38:16.83 ID:BwH208Lv0

「燐火、確かエルフのいる所って言ったら」

「確か海を越えた先、西の大陸の山の中だった気がする」

以下略



29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/15(土) 20:50:45.43 ID:BwH208Lv0

「宗助君、悪いが家探しは一人でやってくれ、私たちは少しこの国はなれるから」

いきなりの事についていけない、と心の中で思う。
だが探すも何もこの世界に家がない場合はどうすればいいのだろうか…どう説明したものか。
以下略



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