過去ログ - 貴音「私は、アイドル」
1- 20
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 22:32:11.81 ID:wTtaWsb20

「諸君!ただいま!」

さして広くないその事務所のドアをくぐると、高木殿は非常に上機嫌そうな声で、室内の誰かへと声を掛けていました。

「お帰りなさい、社長…あら?後ろの子は」

緑色のベストを着た女性が、こちらのことを訝しげに見ています。

「ああ、そうだ、紹介が遅れたな。今、他の子達は?」
「響ちゃんと、律子さん、それに美希ちゃんが居ます」
「そうか、ちょうど良い、彼女達にも紹介しておこう」


「皆、集まってくれたまえ」

事務所の奥、大きなホワイトボードの前に高木殿と並んで立つ私。
そして、高木殿の声に、事務所内のあちこちから私と同世代の少女達が集まってきます。

「紹介しよう。今日からこの765プロの一員となった、えーと」

そう、まだ私は、高木殿に名乗っていませんでした。

「社長…名前も知らない子を連れてきたんですか」
「ああ、いや…その」
「もう、前からいっているじゃありませんか。ちゃんと本人に就労条件とか今の会社の状況とかを伝えたうえで了承を得てからつれて着てくださいって」
「す、すまん…つい」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
23Res/18.75 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice