過去ログ - 浜面×絹旗 気づかぬうちに窒素は燃えて【R-18】
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31: ◆BAKEWEHPok[saga]
2014/01/25(土) 08:54:59.13 ID:6sOATsfMo

「……ぃ」
「…………んぅ」

呼び声。

「おい、おいってば絹旗」
「あ……浜面……私、どうしてました……?」

千々に乱れた心が集まっていき、霧が取り払われた。
意識が無かったのは、ほんの数十秒ぐらいだろう。
挿入はされていないが、まだ抱きしめられたままだ。

「気を失ってたみたいだ。すまん、やりすぎちまった」
「いえ……なんだかおかしくなっちゃいました……少し、怖かったです……」
「本当に大丈夫なのか?」
「はい……ぎゅってしててほしいです……」

言葉に応じて、文字通り包み込むように抱きしめられる。
心配げな浜面の顔を見ると安心してきて、頬ずりをしながら絹旗も腕を回す。
身体には痺れが残っていて、頭はぼんやりとしていて、不思議と甘えたくなっている。

しばしそのままでいたあと、絹旗が胸の中でもぞもぞと動き浜面を見上げた。

「浜面……超やばいですよ……私、ハマっちゃいそうです……」

うっすらと微笑む表情は酷く官能的。
愛し合い、二人で気持ちよくなれる幸せはさながら麻薬のよう。
心も肉もドロドロに融けて溺れる感覚に依存してしまいそうだ。

「ああ。俺もやばい。こうしてるだけですげぇ気持ちいいし幸せかも」
「私もです……」
「エロい事してなくても、こうやって絹旗を抱きしめてるだけで、嬉しいし満足だ」
「……とかいって、お腹に超固くなってるのが当たってますよ」
「若いからなぁ」

とぼけた顔の浜面を見て絹旗が楽しそうに笑い、少しの間の後、俯き逡巡しながらも問いかけた。

「……あのですね、もう一度聞きたい言葉があるんですが」
「何をだ」
「……ええとですね。超好意を表してる表現的なものでして……」
「…………? あぁ、絹旗はエロいとかか」
「どういう好意か!」
「うぉっ」

がうっと噛み付きそうな顔で睨み、一瞬窒素装甲を発動してしまいそうになる。


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