31:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:31:50.76 ID:CrzTPCrP0
「何かあったのですか?とミサカはあなたに問い掛けます。」
「あァ?なンでいきなりそんな事聞いてンだよ。」
「いや…あなたの顔が、」
32:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:32:34.57 ID:CrzTPCrP0
悲しそう?悲しくなるようなことはしていない。今日あったことといえば変な少女に会って変な話をされただけだ。
「お前の勘違いじゃねェの?悲しくなるような事なんて何もねェよ。むしろ今ワクワクしてるぜェ?お前をどうやって殺すかしか考えられねェよ。」
「…そうですか。とミサカは若干納得出来ないながらも渋々自分を納得させます。」
33:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:33:18.14 ID:CrzTPCrP0
しつこい。単純に一方通行はそう思う。それなので即座に否定の言葉を返そうとしたのだが、思い留めて思考してみる。
この少女達がこのように会話を求めてきたのはこれが初めてだったから。
(悩ンでるだと?思い当たる節は…あるなァ。)
34:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:34:37.44 ID:CrzTPCrP0
ここにきて現れた『魔術』という未知の法則。あの少女が行ったというそれに関わる『地獄の底』。
(あいつの俺を舐め切った態度はムカついた。証明してやらなきゃならねェ。)
そう一方通行は単純にインデックスが『最強』である彼を頼ろうともせずそのまま去って行った事に腹を立てていた。
35:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:35:19.75 ID:CrzTPCrP0
「意味がよく分からないのですが…。とミサカは未だ疑問だらけだということを一方通行に伝えます。」
「お前の疑問なンて知ったことかよ。モルモットは黙って殺されてりゃァいいンだよ。」
「……そうですか。話す気が無いのならそれでもいいですが。」
36:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:36:13.98 ID:CrzTPCrP0
彼、魔術師ステイル?マグヌスはとある少女を追っていた。
彼は魔術のエキスパートだ。一人の人間を捕まえる事など造作も無い。ただ追われる少女には絶対に捕まらない理由があった。
(決して捕まえる事の無い様に、そしてあの子が追われている事に不自然が無い様に追う。最近やっと慣れてきたけど思った以上に難しいな。)
37:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:38:09.77 ID:CrzTPCrP0
そして今そこで、とある少年と少女が実験を終わらせた直後だった。
鉄臭い匂いが辺り一面に漂っていた。
真っ赤に染まった路地裏で一人の少年が一人の少女の首を掴んでぶら下げていた。
38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/01/27(月) 19:42:22.92 ID:CrzTPCrP0
その声に聞き覚えがある気がした。そんな事はどうでもいい。今は気分が良い。誰であろうと見逃してやろう。と彼は振り返った。
そこに居たのは朝に会った少女だった。そしてその後ろから
「うっ。酷い匂いだな。」
39:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:44:22.25 ID:CrzTPCrP0
少女達が話している間、二人の少年達も会話をしていた。
一方通行はインデックスからの問いを無視して目の前の神父に話し掛ける。
「おい。お前は魔術師ってやつかァ?」
40:アァ[saga]
2014/01/27(月) 19:46:00.57 ID:CrzTPCrP0
投下終了です。
一個タグ外れちゃったのがあるんですけど、気にしないでください…。
改行の件で分かると思いますがss初心者なので、至らない点があったらどんどん言っちゃって下さい。お願いします。
41:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/27(月) 19:52:45.21 ID:30iU2RlAO
乙です
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