7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/01/29(水) 20:58:51.54 ID:Y5VyRhna0
さやか「うん。 その疲れが溜まってるんじゃないかな、自分では平気と思っててもやっぱさ」
ほむら「そう……かもしれませんね」
別段、魔獣はそこまで手強い相手という訳ではなく
さらに毎日出現するわけでもないのだが、
それでもやはりストレスは多分に感じる。
中でもたった一人だけで魔獣と戦うということが何よりも緊張を伴う。
今までとは違い隙をカバーしてくれる相手が居ないため、小さなミスが即、命取りとなるからだ。
もしかしたら今日の不調の原因はさやかの言う通り
その精神的疲弊が積み重なったせいなのかもしれないと、ほむらは思った。
ほむら「ありがとうございます。 心配してもらって」
さやか「いやいや、元々あたしが言い出したことなんだしさ」
さやか「そりゃあマミさんには良いとこ見せたいけど……逆に心配掛けちゃったりしたら元も子もないからね」
さやか「だから、もし辛くなったら遠慮なく言ってよ」
さやか「なんてったってあたしらは同じ魔法少女同士で、親友なんだからさ」
いつもの満天の笑顔とはまた違ったさやかの柔らかな表情が、
ほむらの憂鬱な気分をいくらか晴らした。
はい、と微笑んでほむらは頷く。
さやか「おーし、んじゃあ帰りますかー」
鞄を肩に掛け直すさやか。
その斜め後ろからガタ、と席を立つ音がした。
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