23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/05(水) 23:00:14.99 ID:VRB+ppAo0
すると「大丈夫大丈夫。そんなに悪い子いないし、中学の時よりは全然良いよ。明哉だって、そう思うでしょ。女々しい男子は、大分少なそうだし」と、朔美は明哉の心を読み取ったかのように答えた。
「確かにな、中学の時よりは全然良い。中学の頃の話しをしたら、周りの奴に気の毒そうな目で見られたよ。随分と評判悪いみたいだな、俺達の母校は」心配しているのを見抜かれ、若干驚きながら、明哉は環境の変化を実感する。
この通学一つ取ってもそうだ。こんなに心穏やかに学校へ向かう事は、中学の頃には考えられなかった。
それに比べ、今は違う。早く学校に行きたい。などとは思わないが、気を張る必要が無い。
気兼ねなく話せる友人が一人出来ただけでも、明哉には大きな出来事だった。
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